＊* 海 の 家 の お ん な の こ @ WEST # 2016

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@ 淳太



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　 今日はいつもに増して海には人が





　 店内も賑わって、テラスにおるAのとこへ









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　 「いいな、」








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声をかけようとしたら





　 海を羨ましそうに見つめる姿









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　 「海、行くで」




貴方 「えっ!?」









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驚くAの手を握って、砂浜に走りだす





　

　


.
　








貴 「淳太くんっ、」




　 「たまには息抜きせんとな」




貴 「わっ!!」









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水をかければ反撃してくる。笑




　 子供っぽいとこも可愛いわ。









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貴 「おりゃ」




　 「うわっ、ええ度胸や。笑」




貴 「冷たいじゃん!!」









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青春みたいやな〜、って思ってしまう









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　 「俺もう28やのに、なにやってるんやろ。笑」




貴 「淳太くん高校生みたいだね」









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そう言ったAに、ふと手を止めて









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　 「こんな青春したかったわ」









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　 なんて呟いてみる。














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貴 「遅くないよ、今からでも青春はできる!!」









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キラキラさせた目で俺を見るから




　
　 思わず抱きしめた。









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　 「なあ、」









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　 赤くなった耳元で、









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　 「俺に青春、教えてや」









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淳太くん?って顔を見上げるAは





　 俺を狂わせてしまいそうで









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　 「うそ、冗談。ドキってしたやろ。笑」









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必死に気持ちを抑えて





　 からかうような嘘をつく









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貴 「しっ、してない!」









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　 俺は、その反応に期待してもええ?
　

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