#44 Re:Matsuku HBD ページ35
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倉「A!」
まつくさんの誕生日企画をした後、
ホテルに戻り明日は休演日で仕事も
午後からなため、ゆっくりしようと
大浴場に向かっていたとき。
後ろから名前を呼ばれて、
振り返るとまつくさんがいた。
「まつくさん。まつくさんもお風呂ですか?
倉「うん。あのさ、ちょっと話、いい?」
言われて、頷くとまつくさんと大浴場の
近くにある休憩スペースの奥に向かった。
「みなさんは?」
倉「疲れたから朝入るってさ」
「まあさっきシャワー浴びてますしね」
リラックスできる空間で
ソファに座り一息つく。
倉「…プレゼント、ありがとう。
ヘアミスト、特に嬉しかった」
「良かったです。褒められてから
ずっとつけてるんですよ」
そう言うと、「知ってる」と微笑まれた。
その笑顔がなんだか大人っぽく見えて、
不覚にもドキッとしてしまった。
倉「ほんと、うれしい」
しみじみと流れるテレビを
眺めながら言うまつくさん。
「そんなにあの匂い好きだったんですね。
誕生日とか関係なくすぐプレゼントすればよかったな」
倉「あの匂い、好きなのは。理由もあるよ」
ぽろっと言ったまつくさんに顔を向ける。
すると、その綺麗な眼差しがわたしに
向けられていて、驚く。
「理由、?」
聞くと、一瞬目を逸らした
まつくさんが口を開く。
倉「Aがつけてるから、好き」
ゆっくりと言われた言葉に、息を飲む。
倉「Aからあの香りがすると思うと、
ドキドキする。あの匂いは普通にめっちゃ
好きだけど、メンバーがつけてても
街の女の子がつけててもそうはならない」
目をそらすことなく言われて、
どうしていいかわからなくなる。
それは、どういう意味なんだろう。
「それ、って」
倉「…それだけ。
俺が言いたかったのは。今はね」
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エキゾチック幸助(プロフ) - ゆきのさん» コメントありがとうございます!もっとみんなに頑張ってもらいたいですね… (2021年11月5日 19時) (レス) id: c19b7f2284 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの(プロフ) - 楽しく読まさせていただきました!!げんげんが積極的なの容易に想像つきますよね〜好きな子に攻める割に意識してもらえないっていう…(笑)げんげんに負けないようにみんな頑張れ!!(笑) (2021年10月14日 0時) (レス) id: 90724bbd28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エキゾチック幸助 | 作成日時:2021年10月9日 14時