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冗談っぽく言ったAの提案に、Aと
同じ香りを見にまとうことを考えて、
顔に熱が集まる。

それ、なんかいいな。





倉「…俺は全然やじゃないよ」


「、え?」




つい口に出てしまった言葉に自分で驚いて、
慌てて立ち上がった。




倉「ッなんでもない!戻ろーぜ」




Aの返事を待つことなく中に入る。




「あ、ちょまつくさん!?」


倉「はやく!」




後で不思議そうに名前を呼ぶ声がしたけど、
今の顔をAに見られたくなくて、
振り返らないままAを急かした。






〜〜〜〜〜〜〜






あれから、Aはほぼ毎日あのヘアミストを
つけていて、それを嗅ぐたびにあの日の
ドキドキが蘇ってきてた。




元「え、オソロなの?それ」




元太が聞いてきて、Aが返事をした。




「そうなんですよ。
好きな匂いって言ってたので。
おそろになっちゃいますけど、
良ければ使ってください」




にこっと笑うAに、瓶を持つ手が
震えそうになる。

あのときのことを覚えてて、
これを選んでくれたんだ。

オソロでもAは嫌じゃないんだ。


これから、この香りを俺も身にまとえるんだ。


そう思うと、顔がにやけていくのがわかる。




宮「やばい、松倉めっちゃ嬉しそう」


中「ねえ聞いてないんだけど!!
どこの?俺も買う!」


元「えっ俺も買う!俺も好きなのに
Aの髪につけるやつの匂い!」


七「ヘアミストね」


「あはは。まつくさん、ブランド名
見えちゃうから隠さなきゃ!うみげんとも
オソロになっちゃいますよ」




そう言ってプレゼントの入ってた箱の中に
入れるようジェスチャーしてきて、
言われるがまま箱にしまった。




元「え!!なんでよ!!」


倉「俺とAのオソロだからお前らは
だめ〜。Aに許可貰いなよ」


中「は!?なんで!?」


元「A!俺もこれほしい!」


「許可いたしません!」


元「なんでーーーーーー!!!」


吉「めっちゃウケる」


川「松倉だけの特権みたいだね」


倉「特権…」


中「ニヤつくなよお前!!」




ちら、とAを見ると、Aも
こっちを見て、悪戯っぽく笑った。

俺の胸は、あのとき以上にドキドキと
うるさくて、身体が熱かった。





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設定タグ:TravisJapan , トラジャ , 松倉海斗   
作品ジャンル:恋愛
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エキゾチック幸助(プロフ) - ゆきのさん» コメントありがとうございます!もっとみんなに頑張ってもらいたいですね… (2021年11月5日 19時) (レス) id: c19b7f2284 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの(プロフ) - 楽しく読まさせていただきました!!げんげんが積極的なの容易に想像つきますよね〜好きな子に攻める割に意識してもらえないっていう…(笑)げんげんに負けないようにみんな頑張れ!!(笑) (2021年10月14日 0時) (レス) id: 90724bbd28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エキゾチック幸助 | 作成日時:2021年10月9日 14時

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