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吉「俺もそんな感じだよ。最初の頃けっこう
のえると俺頼ってもらってて、最近は距離も
縮まってきて、嬉しいなって。もっと頼って
ほしいし、甘えてほしいなって……なんか恥ずかしい」


中「なるほどね〜。のえるくんは?」




海人が如恵留に振ると、
顎に手を当てて考え込んでた。




川「うん……実は俺、Aちゃんと
会った日から、なんか…気になっちゃうって
感じだった」


倉「早くね!?」


川「や、なんかね。2人きりになったことが
あって。そこで『のえるさんには相談することも
多いと思いますけど、よろしくお願いしますね!』
って笑ったAちゃんがさ、なんか忘れられなくて」




そう言って思い出してるのか、柔らかく
微笑んだ如恵留に、その顔はもう…と
思ったけど、なんとなく言えなかった。




宮「俺は陰で振り覚えてたAが素直に
尊敬できるし、結構無理するとこあるし、
ほっとけないなって思ってる。そういう
好きかはわからないし、好きにだとしても
俺がジャニーズでAがマネな限り
気持ちは伝えないと思う」




今のところは、と真剣な顔で言う
ちゃかに、みんな黙り込んだ。

俺は、どうなんだろう。




中「クラは?」


倉「俺?んー…お洒落で、仕事熱心で、
笑うと可愛くて…Travisとファンのことを
一番に考えてくれる最っ高なマネージャーさん…」


七「だけ?」


倉「…じゃ、ないかも。やっぱ可愛いし、
でも友達として仲良くなりたい気持ちが
でかいかも。服みたり、コーデし合ったり、
好きな事について語りたいなーって。
そこでめっちゃ仲良くなってから、
友達でいたいのか恋人になってほしいのか
考え出すかもしれない」


吉「やっぱピュアだなー」


宮「松倉はそういうところがいいよね」


倉「ありがと」




思ったまま話したら、みんなが俺の肩を
小突いて褒めてくれる。




中「…んで、元太はどーなの?
お前が一番気になるんだけど」




海人が元太を見つめて言う。

見ると、一点を真顔で見つめたまま
何も喋らない元太がいた。

この顔はガチで考え事をしてるときの顔だ。


なにか、大事なこと。




元「…………」


川「元太?」




如恵留が声を掛けると、パチっと瞬きをして、
俺らの顔を見渡した。




元「おれは……」




口を開いて、また閉じる。

何か言いたいけど、
言っていいのか分からない感じ。







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設定タグ:TravisJapan , トラジャ , 松倉海斗   
作品ジャンル:恋愛
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エキゾチック幸助(プロフ) - ゆきのさん» コメントありがとうございます!もっとみんなに頑張ってもらいたいですね… (2021年11月5日 19時) (レス) id: c19b7f2284 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの(プロフ) - 楽しく読まさせていただきました!!げんげんが積極的なの容易に想像つきますよね〜好きな子に攻める割に意識してもらえないっていう…(笑)げんげんに負けないようにみんな頑張れ!!(笑) (2021年10月14日 0時) (レス) id: 90724bbd28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エキゾチック幸助 | 作成日時:2021年10月9日 14時

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