Manager Tiger２ (ページ49)

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・　Love happening side Kawashima ページ49

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川島side

２軒目がお開きになり、だいぶお酒も入った俺たちは
解散することになった。

中「のえるくん瀬戸ちゃんに変な事すんなよ～～」

元「ちゅーしちゃダメだからね！？」

七「でもこっそりちゅーしても俺らわかんないよね」

吉「こら、そう言うことは思っても言うなよ」

倉「如恵留もAもおやすみ～」

宮「じゃあ如恵留、よろしくね。ちゅーすんなよ？」

みんな一体俺を何だと思ってるんだろう。

川「なんなんだよもう！するわけないじゃん！
じゃあ、みんなおやすみ～！」

「おやすみぃ～……な、さい」

眠くてほぼ目の開いてないAちゃんが
ふにゃふにゃとみんなに挨拶する。

背後からみんなの笑う声を聞きつつ、
肩を抱いて転ばないように歩く。

「のえるくん、ありがとぅ…」

川「いーえ。酔っぱらうとこ見れて満足だよ」

「いじわるだ」

川「あはは！酔いちょっと醒めてきた？」

醒めたのなら肩の手を離さないと、
嫌かもしれないし。

そう思って聞いて、手を放すそずりをしたら。

「やだ」

ぎゅっと手を捕まれ、元の肩に置かれる。

びっくりしつつ、酔ったAちゃんの可愛さに天を仰いだ。

川「あー…ほんっと可愛いね」

「のえるくんもかわいいよ」

川「俺？そうかなあ？」

「うん。かわいくてだいすき」

んふふ、と笑いながらにっこ～～と
笑ってこちらを見てくる。

さっきからきゅんきゅんしっぱなし。

最近の若い子って怖すぎる。

川「……俺、本当にAちゃんがマネになってくれて
良かったと思ってる。俺らの為にいろいろ頑張ってくれて、
感謝しきれないよ。これからも、俺らのこと、支えてほしい。
いつか絶対、Aちゃんをハリウッドに連れてくから。
ハリウッドで見る景色を、Aちゃんにも見てもらいたい。
…………ん？」

想いを伝えても、一向に返事がなくて、横を見る。

川「え、歩きながら寝てる…？」

目を瞑っててくてく歩いているが、
どんなに呼んでもほっぺをつついても
目を開けそうにない。器用すぎでしょ！？

とりあえず、とAちゃんをおんぶして歩く。

Aちゃんのいい匂いが近づいて、
ふわふわとした髪が首に当たって気が気でない。

俺がおんぶすると、すりすりと頬擦りされたときは
心臓が止まるかと思った。

川「Aちゃん、マンション着いたよ～」

「んん…にかいの、にじゅうにごうしつ…」

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