Manager Tiger２ (ページ43)

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・　Osake2 side Matsukura ページ43

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松倉side

時刻は18時ちょっと前。

「あ、皆さんお疲れ様です。
わざわざ迎えに来てくださってありがとうございます」

倉「全然。てか家事務所とめっちゃ近いね」

俺、ちゃか、如恵留の3人でAちゃんを迎えに来た。

さっきまではスーツで、今はスポーツブランドの
ロゴの黒ロンTをだぼっとした黒ジーンズに
フロントだけ裾をインして、白い太めベルトが際立つスタイル。

ロールアップしたジーンズの裾からビビットピンクの
長靴下が覗いて、黒の厚底めのスニーカーに
ビビットピンクのウエストポーチを肩に下げてる。

めっっっっちゃお洒落。

俺ほんとAちゃんのセンスが好きすぎて、
全身コーデしてもらいたいレベル。

仲良くなったら頼んでみたい。

宮「店もここから近いから」

「そうなんですね。
誘ってくださってありがとうございます」

川「全然！俺らみんなAちゃんと
もっと仲良くなりたいねーって話してたんだよ！」

「もう結構仲良くないですか？」

倉・宮・川「「「え？？」」」

「えっ……」

3人とも驚いて声をあげちゃったから、
Aちゃんがショックそうな顔を舌。

倉「あ、いやいや、なんか、その、」

川「あの～えっと、あれだよね、うんと」

宮「まだちょっと俺らに壁あるじゃん、Aって」

珍しく如恵留もあたふたしてて、
やばいと思ったらちゃかが上手いこと言ってくれた。

さすがちゃかだぜ…

「え、そうですか？」

宮「うん。だからその壁を壊せたらな～と
思ってるよ、みんな」

川「そうそう！だから今日はたくさん楽しもうね」

倉「明日休みっしょ？」

そんな会話をしながら歩いてたら、
あっという間に店についた。

完全個室のテーブル席で、
農家さんが経営してるオシャレなところ。

女の子が好きそうだ。さすがちゃか。

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