#18 Osasoi ページ41
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瀬戸side
仲良しのカマネエとの遊園地でトラジャの4人と
会って以降、なんだか皆さんから話しかけられたり、
物を貰ったり、気を遣われることが増えた気がする。
元「あ、A、今日の服も最高だね!」
「え、あ、ありがとう……」
吉「A何持ってるの?YouTubeで使うの?
俺運ぶよ、どこ持ってく?」
「あ、閑也くんありがとう、助かります…」
中「せとちゃん、これ美味しかったから」
「え、食パン…?しかも話題のやつだ。
ありがとうございます!」
川「あ、ねえねえAちゃん!
今日髪型がんばってみたんだ!どう?」
「とっても素敵です!
マネブロ用に写真いいですか?」
倉「Aちゃん、新曲作ってみたんだけど
聞いてくんない?」
「え、わたしでいいんですか?」
宮「はい」
「え、あ、ジュース…ありがとうございます」
七「Aちゃ〜ん一緒にこれ食べよ」
「いちご大福だ!ありがとうございます!」
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なんか嬉しいけど、急な変化になかなかついていけない。
貰ったら返さないといけないし、
どうしたらいいんだろうと思いながら、
今日は午後からオフなので残った仕事を
片付けて事務所を出る。
すると、30分くらい前に帰ったはずの
ちゃかさんが裏口玄関にいた。
「あれ?ちゃかさんどうしたんですか?」
宮「海斗ね。お疲れ。Aちゃん待ってた」
「え、連絡くれればいいのに!
何かありましたか?」
壁に背を預けてスマホを見ていたちゃかさんが
ポケットにそれを仕舞ってこちらに向き直った。
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作者名:エキゾチック幸助 | 作成日時:2021年8月27日 16時