【リレー小説】この無慈悲な世界に能力で希望を【第三章】

政府の犬【一夜闇@紫龍】 ページ22

「自分を憎むな__…「憎むんでしまえば悪夢は終わりを迎えれません。」……」

地下、二人の男女の声が響く。

闇は伏せていた顔をあげ、思わず舌打ちをした。目の前には眼鏡を掛けた青年が居たのだ。

「何をしているのですか、乗ってください。依頼が下されています。それと何故、貴女はフードを取り梟を連れて要るのですか？説明してください。もし、従わなければ、速やかに撃ち殺¨します。」

青年__廉は淡々と台詞を吐き、銃を構えた。狙うは闇の眉間。

「……梟と依頼人のお陰で、フードがなくても、能力が制御出来るように、なった。」

此方も淡々と話し、廉の後ろにある車に乗った。

車内では、政府の人間に挟まれ銃をつきつけられながら召集内容を聞かされた。


「依頼の内容は…？」
「はい、全ての能力者を殺¨して下さい。理由は簡単です。一般市民が恐れて居ます。なので、殺¨してくれますね？……貴女の糸の先は我々です。従いなさい。」
「報酬、は？」
左右に居た人間を能力で寝かし、後ろにへと退かす。

__外の景色を見せろ。

「何か希望はありますか？」
「……能力を消す、薬。」
「わかりました。武器はどうしますか？」
「何時もの弾を頂戴。」
目的地に着いたらしく車が停まる。
「後ろに、」

トランクから大量の能力を消す弾を取り皆の処に向かった。

「貴女は私は『政府の犬。』」

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