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7曲目 ページ8

Aside

こ「【審神者様は…ここの本丸へ….目的地へ行きたいと強く願われましたか…!?】」

そんなこと…


『願うわけないじゃないですか。』

第一何も説明されていないわけも分からない所に行きたいと思える人がはたして居るのだろうか

あまり面倒事には関わりたくないし

実のところ【〜に行きたい】という気持ちもどういうものなのか分かっていないのだ

こ「そんな…!!それでは一生この世界に囚われてしまいますよ!審神者様が願わない限り本丸への扉は開かれないのです!!」

ごめんなさい、こんのすけさん


多分一生さまようことになります


しかしながら、言ったことの無い言葉を口にしてみようと思った


『《本丸へ…行きたい…》。』

まぁ感情はもちろんこもっていない訳だから意味はないと思うが

こ「審神者様!お見事でございます!!!」













『…え…、は…?』((


嬉々として門へ向かっていくこんのすけさんの背中(?)を見ながら思った



いや…設備単純すぎない…?((


私には感情がない
その私が放つ言葉なんて感情がこもっていないに決まっているだろう

なのに開いてしまった

改善すべきだな…


こ「審神者様〜!!中に入りましょう!」

『はい、そうしましょう』

門の方へ歩き始める

門の前で説明された


ここからは結界をはらなくては危険なこと
ここが俗に言うブラック本丸なるものだと言うこと
まだ中に居る刀剣男士の方々は人間不信になっていること
彼らが神であることを忘れてはいけないこと

恐らく明日には忘れてしまうのだろうけど理解した

そして結界を張り、門を開けた


一歩踏み入れたその時、


?「止まれ」

刀の切先が目の前に突きつけられた

相当な人数の刀剣男士がそこに居た

こ「刀剣男士…様…、全員ですと…!?」


全員での出迎えか

刀を向ける方とは別の方が喋り始める


?「悪いけど出ていってくれる?俺達に審神者なんてもう必要ないんだよね。政府も何考えてんのか知らないけど無駄なことだって早く気づきなよ。あと、…俺らは利用される気なんて無いから。」

剥き出しの殺意、憎悪、嫌悪、恐怖に初めて触れた

これが本物の感情だ

私には無いものだ

それをこの方達全員が持っている


『…やっぱり…』

私が声を出すと幼い容姿の方達がビクッとする

?「…何?」

先程話されていた方が嫌悪感を出して聞いてくる

やっぱり…

やっぱり

『眩しいじゃないですか』

__その顔、まさに狂気

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優夜 - 続きが楽しみです (2021年11月7日 21時) (レス) @page22 id: 8c35d92784 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔のクリオネ(プロフ) - 凛々さん» コメントありがとうございます!夢主が…ということですか…? (2019年11月5日 20時) (レス) id: 1d65af2f92 (このIDを非表示/違反報告)
凛々 - いつ傷のこと言うんだろう?( -_・)? (2019年10月11日 20時) (レス) id: 9f94443348 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悪魔のクリオネ | 作成日時:2019年5月13日 19時

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