【JOJO】私の奇妙な日常【混部】

１４：吉良吉影はツッコミたい ページ14

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　迎えに行こうとして部屋を出たDIOを追いかけると、DIOの娘が目の前にいた。

　さすが、あいつが過保護になるだけあってとても可愛らしい女の子だった。
　見た目もだが、腕がとても美しい。

「おかえり、君がAだね。君のお父さんの友達の吉良吉影です。よろしく」

「うわ……イケメン(よろしくお願いします……！)」


　動揺しているのか、本音と建前が反対になっているのももはや可愛く見えてくる。

　普段であれば、腕以外はどうだっていいのだが……


「おい、本音と建前が反対だぞA」

「あ、お父さん。あんまり吉良さん(イケメン)を困らせちゃあダメよ」

「何を言っているんだ、イケメンはこのDIOだろう」

　なんということだ……ここにはツッコミが誰一人いないじゃあないか……

　ここはこの吉良吉影がなんとかしなければ……





「DIO、イケメンは俺だ」





　……なんでだ。


　吉良吉影は、突っ込み方を間違えた。









　その後隣の家から苦情が来るまで、しばらくイケメン論争は終わらなかった。



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