ヘタレ男子じゃダメですか？1【d!】

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まずは時間も時間なので昼食タイム。三人で三階にあるお洒落でいい雰囲気のカフェに来た。


ん〜〜！やっぱりメニュー見た時から思ってたけどめっちゃ美味し〜！！これレシピ知りたい、、、


でも、私は良いけどコネシマくんたちは良かったんかな？男の子っていっぱい食べるよな？


なんて考えていると、


「俺は別になんでもええで」

「俺は逆にこういうカフェ来たかったから万々歳めう！」

『あれ？私声に出てました？』

「いーや？でも水瀬って意外と顔に出やすいタイプなんやな笑」

「まださっきあったばっかりなのに何考えてるか分かりやすいめう！笑」

『え、そんなに分かりやすいですか？！』

「なんとなく申し訳なさそうな顔してんな〜ぐらいめう！」

『マジですか、、、』


自分がそんなに分かりやすい表情してるなんて今まで全然気づいてなかった、、、


今はまだ良かったけど、相手に不快な思いをさせてしまうときもあるかもしれんし、もっと気をつけよう。


「あ！そうや！なぁAちゃん！」

「LIME交換しよう！！」

『LIMEですか？いいですよ〜』

「やった！これでいつでも放課後JKできるめう！」


と、嬉しそうに言うオスマンさん。


むしろ私も先輩とはいえお友達が増えるのも嬉しい。


「コネシマはいいの？」

「あ、俺らはもう交換してるからええねん」


コネシマ君達とは勉強会の予定合わせるのにグループ作ったし、個人でもアカウント持ってるからね！


「、、、ふ〜ん」


_____



ご飯を食べ終えた私達はショッピングを再開したんやけど、、、


『あの〜、オスマンさん？』

「むぅ〜こっちも捨てがたいめう、、、」

『聞こえてますかぁ〜〜？』

「あかんわ水瀬。スイッチ入ったオスマンはもう止められへん。」


諦めも大事や、なんて言うコネシマ君やけど、、、


君は自分が関係してないからそう言えるんやろ！！


私知ってるんやから！


コネシマ君は心が無いってこと！！


あ、勿論、コネシマ君に感情が無いという意味ではなく、あくまでも自分に関係ないことを簡単に見捨てられるっていう意味ね。


、、、だってシャオロン君が言ってたもん！！


「ん〜決めたっ！やっぱり両方買うわ！！」

『オスマンさん、私そんなに持てませんよ？』

「俺達が持つから心配無用めう！」

『そういう問題ではなくて、！』


止める間もなくオスマンさんは服を買いに行ってしまった。



、、、私の服を。なんでも、私を着飾りたいそうや。なんで？

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