四十三バカ ページ45
宇佐美「自分でも、もう押さえられなかった」
柊「それであのフェイク映像を撮ったのか？」
宇佐美「撮ったのは私じゃない！あの動画が入ったDVDが私の鞄の中に入ってた。私はそれを利用して投稿しただけ。澪奈を陥れるために…」
フェイク映像を撮ったのは宇佐美じゃない。
けれど、それを投稿して景山を炎上させたのは、他でもない宇佐美だった。
さくら「何でそんな事したの？澪奈は貴方のこと…」
宇佐美「うっさい！アンタは黙ってて！！」」
茅野「ッ文句あるなら私に言えばよかったじゃん！
私に『近づくな』って言えばよかったじゃん！！」
宇佐美「言ったら離れてくれた!?」
茅野「離れたよ！」
宇佐美「嘘つくなよ！！」
茅野「嘘じゃない！！
.
離れたよ！…澪奈が生きててくれるなら、離れたよ」
宇佐美の目から、涙が溢れる。
景山は自分だけのものじゃないことだって、本当はきっと分かってはいたはずだ。
…けど一度生まれた負の感情が、それを許してはくれなかった。
柊「宇佐美」
宇佐美は涙で濡れた顔をあげた。
柊「お前は景山にした事が自分にされたらどんな思いをするのか、考えた事あったか？」
宇佐美「説教…？」
柊「そうだ説教だ。
二度とこんな事にならないようにな」
宇佐美「うるさい！」
柊「逃げるなぁぁぁぁぁ！！」
せんせいが叫んだ。
景山を否定し、逃げようとする宇佐美の手を掴むかのように。
柊「そうやって大声で拒絶して、誰の声にも耳を貸さずに生きてきたんだな。そのせいであんなバカな真似をしても何も感じない人間になったんだな。」
宇佐美「何でアンタにそんな事言われなきゃいけないの…！」
柊「俺はお前の教師だからだ。
お前を正しい道に導く義務がある。」
宇佐美「ふざけんな！！今まで何にもしてくれなかったくせに！」
柊「そうだ。だからだよ。だから俺は今、この瞬間にお前達の教師になるために。ここにこうして立ってるんだ。」
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未来(プロフ) - 2カ条っていうのが気になりました。2カ条というところはあるかもしれませんが基本ニ教の表、裏と言います！面白いので頑張って投稿して下さい！！ (2019年2月22日 16時) (
レス) id: 992a2d29b1 (このIDを非表示/違反報告)
黒玄@学生(プロフ) - 無音さん» 女の人が優しいことを祈りましょう…！これからも応援してます！ (2019年1月25日 7時) (レス) id: ae6add9199 (このIDを非表示/違反報告)
無音(プロフ) - 黒玄@学生さん» ありがとうございます！訂正行ってきます！！真壁くんの女に怒られてしまいますね！ (2019年1月25日 7時) (レス) id: 48c7dd2dbf (このIDを非表示/違反報告)
黒玄@学生(プロフ) - 無音さん» 私が気づいた限りだと、9、12、17話です (2019年1月25日 7時) (レス) id: ae6add9199 (このIDを非表示/違反報告)
無音(プロフ) - 黒玄@学生さん» 本当ですか!?推しの名前を間違えるなんてファン失格…何話に真鍋くんがいるのか教えていただけると幸いです！！ (2019年1月25日 7時) (レス) id: 48c7dd2dbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無音
| 作成日時：2019年1月14日 3時
