二十七バカ ページ29
香帆「それが原因…？」
柊「あぁ。本人から聞いたから間違いない。そこで今日はこの動画を投稿した人間に名乗り出てもらいたい。
はい！やり逃げXさん手ぇ挙げてー！」
案の定と言うのか、誰も手は挙げなかった。
甲斐「挙げるわけねえだろ」
柊「そうか。じゃあ夜の8時まで待つか。それまでに名乗り出てくれれば今日も死人は出ない」
逢沢「じゃあ 名乗り出なかったら…」
柊「この中の誰かが死ぬ。」
昨日と同じ台詞。昨日何もなかったら冗談だって笑って過ごせたのかもしれない。けれど昨日1人いなくなったのだ。その事実が、皆を疑心暗鬼にさせる。
柊「さぁ、盛り上がっていこうか」
�� �� ��
「翠川、ちょっといいか」
『ん〜？なぁんだ、さとみくんかぁ。いいよぉ〜』
里見くんに呼ばれてついていくと、後ろの席で男子数名と水越がいた。水越には睨まれたが無視した。
里見「ぶっきーはまだ作業中だ。盗聴の心配はないだろ。」
甲斐「なんだよ話って。」
里見「中尾は、多分死んでない。」
水越「どういうこと!?」
里見「さっき、真壁と2人で美術準備室に行ったんだ。」
石倉「中尾がいたのか？」
真壁「あ、いや…姿は見てない。でも部屋の中が少し見えて、全く同じパンの食べかけが2袋あった。」
石倉「いやでもそれだけで生存確定は無理があんだろ！」
里見「あ、あと遺体の匂いが全くしなかった！普通なら多少の異臭が漂うはずだ。」
石倉「それだって、遺体を別の場所に隠したり…バラバラにしてトイレに流したとか！」
水越「ねえ！なんでそんなネガティブに捉えるわけ？本当に生きてるかもしれないじゃん！！」
水越は中尾くんが生きてると信じてる。私も信じたい。けれどそれが嘘だったら…そう思うとなかなか信じられない。
立野「けど生きてたとして、なんで殺したふりなんかすんの？」
甲斐「…俺らに恐怖心植え付けるためだろ。」
須永「確かに殺しをやるような奴に歯向かえないもんな…」
疑いも目的も揃ってる。あとは証拠だけ。信じるのは容易だ。
逢沢「でも先生には爆弾がある…」
里見「問題はそこ！リモコンさえ奪えれば逃げれんだけどな…」
甲斐「だったら俺が奪ってやる。おいバ川」
『ﾝｶﾞｯ……なぁにぃ？』
須永「立ったまま寝るなよ」
いきなり呼ばれてびっくりしたよ…何なんだ…
.
.
甲斐「俺と組め。お前がアイツを引きつけろ。」
『……え"？』
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未来(プロフ) - 2カ条っていうのが気になりました。2カ条というところはあるかもしれませんが基本ニ教の表、裏と言います！面白いので頑張って投稿して下さい！！ (2019年2月22日 16時) (
レス) id: 992a2d29b1 (このIDを非表示/違反報告)
黒玄@学生(プロフ) - 無音さん» 女の人が優しいことを祈りましょう…！これからも応援してます！ (2019年1月25日 7時) (レス) id: ae6add9199 (このIDを非表示/違反報告)
無音(プロフ) - 黒玄@学生さん» ありがとうございます！訂正行ってきます！！真壁くんの女に怒られてしまいますね！ (2019年1月25日 7時) (レス) id: 48c7dd2dbf (このIDを非表示/違反報告)
黒玄@学生(プロフ) - 無音さん» 私が気づいた限りだと、9、12、17話です (2019年1月25日 7時) (レス) id: ae6add9199 (このIDを非表示/違反報告)
無音(プロフ) - 黒玄@学生さん» 本当ですか!?推しの名前を間違えるなんてファン失格…何話に真鍋くんがいるのか教えていただけると幸いです！！ (2019年1月25日 7時) (レス) id: 48c7dd2dbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無音
| 作成日時：2019年1月14日 3時
