呪われたコンビニ店員【呪術廻戦】

ディスクワイエット ページ21

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『あぁ……胃が痛い』



「なら休めばいいだろ」



『遅れてることに胃が痛いのに休んだら本末転倒では？』



「お前の弟ながら考えてる事わからねーよ」



『分かってよ1個違いでしょ？』



「Aは人よりネジが5個外れてると思った方がいいんだよ」



『だるぅ』



現在進行形で、私は弟にバ先まで車で送って貰ってる。
なんでかって言うと、まぁあれだ。遅刻だ。



朝寝坊して、今日朝シフト入れてたのを思いっきり忘れてた。それ隣の部屋に住んでる弟を召喚した。



『本当悪いね、わざわざ』



「いや。Aがよくバ先の話するから気になって」



『でもこんな早朝にその人達は来ないと思うけどなぁ』



「うぃ、到着。なんか奢ってよ」



『ナイスすぎる到着、奢ってあげるから一緒に降りよ』



いつも思う。
私姉じゃなくて本当は妹なんじゃない？って。
1個差はもはや無いに等しいな。
ざっと見れば同い年だし。



「なに」



『顔いいなぁと思って』



「は？キッショ、俺アイス食べたい」



『うぁー！かわいい！！！』



「やっぱオカシイってお前」



だけど私はこの弟がかわいくてしゃあないんだ。
こんな弟どこ探しても居ないんだよねきっと。



「おはよA。ギリギリだね」



『そー！！ごめんね才川くん』



「いや？俺は平気だよ」




「あ！！A！家帰ったらクレープしようや」



『え、いいけどなんでそんな急』



「ホットケーキミックス見て食べたいと思った」



『大学はないの？』



「Aなかったら俺もないじゃん」



『まぁ、そうなんだけど。いいや、おっけい分かった』



「っしゃー、じゃあバイト終わったら電話して」



『まさか迎えに来てくれる？』



「おう」





『あぁー！！ありがとう！天使！！』

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