呪われたコンビニ店員【呪術廻戦】

インジャリー ページ20

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「この頃祭りとか多いよね」


『あぁ、確かに。才川くんは誰かと行ったりした？』


「いや？してないかな。誘われはしたけど、川本さんに」



『えぇ！？でも断ったの？』



「うん」



え〜なんだそれ、バイト内恋愛みたいな感じかなぁ…
まぁ川本さんいつも才川くん終わるまで待ってたりするから好きなのかなぁとは思っていたけども。
それはもう完全に好きじゃん。



「Aは誰かと行った？」



『私は…あー、元カレと行ったのが最後かな』



「そっか、なんかごめん」



『いやいや、何で才川くんが謝るの』



お客さんもあんまり来ないから2人で話をしていた。



バイト中にこういうことはよくある。
途中でお客さんが来ても、帰ってからさっきの話の続きだけど、みたいな感じで。



「Aさーん！絆創膏って売ってる？」



『悠仁くん、ひさしぶ…え…恵くんも野薔薇ちゃんも何でそんなにボロッボロ…えぇどうしたの』



久しぶりに3人そろったところ見たなぁと思ったけど、
恵くんと悠仁くんはどう考えても頭から血が出てるし、
野薔薇ちゃんに関しては腕にも足にも切り傷がある。



「ほんっとやってらんないわよ」



「これお願いします」



『あ、うん』



3人がすごいスピードでカゴに買うものを
突っ込んでレジに持ってきた。



「あれ、お兄さん初めてみるわね」



『野薔薇ちゃんたち会ったことない？』



「俺たまにみるー！」



「夜とか居ますよね」



「君たちよく見てるね」



なんでそんなぼろぼろなのかわからなかったけど、
とりあえず3人とも笑ってたから勝手に平気だと思ってる。
というか平気であって欲しい。

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