Send your feelings 2

1人の帰り道 ページ16

〜夏喜side〜


堀「もう終わっちゃったのか…。」


ここまで1日が早くすぎるのは初めて。写真を撮ったのも、メリーゴーランドに乗ったのもつい数分前に感じる。


ふと鞄の中に入れたリストバンドを手に取る。大樹先生は俺と勇征と颯太は確実に試合に出すってこの前の練習で言っていた。


だからこのリストバンドをつけて試合に出ることができる。


練習では最近調子を取り戻しつつあったから出れると決まってほっとした。


でも心の中に残っている1つのこと。


それはさっきの好きな人のこと。


Aは背が高くて、いつも頑張ってて、かっこいい人って言っていた。


そして今までの手掛かりは3年間その人を好きだって言うこと。


俺は2年生だけクラスが一緒で1年の時はほぼ会ってないし、背は高いけど他の2個は全く当てはまる気がしない。


そう考えていくと1番っぽいのは…




颯太だ。


背は他よりデカい方だろうし1年の時はクラスは一緒で、2年の時は颯太の生徒会選挙のサポート役をやっていて、イケメンで勉強とも両立できてる…。


え、もうこれほぼで颯太じゃん。


颯太は仲間だけど戦う相手より俺の相手になる予感がする。


堀「もう試合、相手にも味方にも負けてらんないじゃん。」


神様…僕に勇気を下さい。

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全然あげれなくてごめんなさい！！
そして14,000hit超えありがとうございます！！

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