Send your feelings 2

2人の距離0cm ページ11

「結構外見怖そうだね〜！」


堀「…………うん。」


2人で来たのはお化け屋敷。元々ファンシーな方のテーマパークだけど、このお化け屋敷はかなり本格的で有名。


並んでいると意外と早く順番が回ってきた。


係「それではお気をつけて…。」


2人でお化け屋敷の中に入ると中はひんやりしていて、何処かから子どもの笑い声のようなものが聞こえる。


「これ結構やばいかも…。」


堀「あれ？もしかして怖い？笑」


「べ、別にっ！怖くないし！！」


夏喜くんにニヤニヤしながら盛大に煽られて思わず強く返す。


堀「いやキョドッてなんか…((プシュー！))うわーーー！」


夏喜くんは首元に風がかかったのか、ビビって大きい悲鳴をあげた。


堀「やっぱ怖い……。ひぃ！今なんかいた！」


夏喜くんがまた悲鳴をあげて泣きそうになった瞬間


ギュ…


「え！夏喜くん！？」


ビクビクしながら夏喜くんは私にギュッと抱きついてきた。夏喜くんの体温が直に伝わる。


堀「ちょ、ごめんA…うわぁ！」


いつも怖いお化け屋敷だけど夏喜くんが抱きついてきたせいか全く怖くなかった。


堀「はぁ…怖かった。」


「まさか夏喜くんがあんなに怖がりだとは思わなかったよ〜。」


堀「それ言うなって…//」


「意外なこと知れたわ〜！」


堀「おい〜やめろって！！笑」


「ごめんごめん。笑」


距離ちぢまったしなんか自然と喋れてるしいい調子かも？


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