検索窓
今日:7 hit、昨日:16 hit、合計:26,728 hit

4 ページ4

新学期が始まってからはじめての体育。
男女別れての体育で、男子はバスケ女子はバレーだった。


*洸希君は運動神経抜群の設定*


「うわ、向こうのチーム洸希いるじゃん」


「負けた負けた」





勝負する前から決めやがって。




俺は、運動は苦手な方じゃないし
むしろ得意な方だけど、こうやって勝負する前から勝敗を決めるやつってほんと腹たってくるんだよね。やってみないとわからないだろって。






「誰がジャンプボールやる?」


「俺は無理〜」


「お前やれよ」


洸希「あー、俺?うんいいよ」





俺って友達いないなとつくづく思う。

大して仲良くもないから、なんで俺なんだよ〜お前やれよ〜とも言えないし、渋々引き受ける。



ピーっと笛の音と同時にボールが高く上げられて、ジャンプをして自分のチームのいる場所にボールをパスする。




それと同時に湧き上がる歓声。
ああ、そっか、女子もいるんだっけ。








「洸希くーん!」


「こっちみてー!!」


「ぎゃー!!!」


「かっこいーい!!」









声帯は今日も元気そうだ。
その声を、バレーに活かせばいいのに。



そう思いながら女子の方を見ると、バレーボールをしている市川Aの姿が見えた。



その姿はサマになっていて、美人って何しても美人なんだな。






「洸希!パス!」


洸希「…っ!」






やべ、ぼーっとしてた。




パスを受け取り、そのままドリブルしながら移動して役に立たない野郎どもにパスはせず、自分一人でシュートを決めた。




そしてまた湧く歓声。
飽きないな、ほんとに。





ちらっと市川Aを見ると、一瞬目が合った気がした。

合っていたのか?合っていなかったのか?と聞かれたらなんとも言えないしわからないが、合っていた気がする。うん、合っていた。

すぐ逸らされた気もするし。









「きゃー!こっち見た!」


「やばい!目があった!」


「いや私だし!!」


「いーや!私!洸希くーん!」







…こっちを見てたって思うとなんか変に意識して、いつも以上に走り回ったし動いた気がする。




洸希「パス!!」




結果





俺がほとんどシュートを決めて、4対18で圧勝した。

5→←3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
151人がお気に入り
設定タグ:SUPER★DRAGON , スパドラ , 田中洸希   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

花姫(ソヨン)(プロフ) - しぃたむさん» コメントありがとうございます!更新遅れていて申し訳ございません…!当方、学生であるため、テストが終わり次第更新します! (2019年10月10日 17時) (レス) id: 0da49b69df (このIDを非表示/違反報告)
しぃたむ(プロフ) - 続きが見たいです!!!!!! (2019年10月9日 23時) (レス) id: 3cf689c57d (このIDを非表示/違反報告)
咲希(ソヨン)(プロフ) - ゆんさん» 分かりました!ありがとうございます! (2019年8月19日 9時) (レス) id: 0da49b69df (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 咲希(ソヨン)さん» こんなコメント受け入れて下さりありがとうございます<(_ _)>私が見たのは12話辺りだったと思うんですけど、見返してみたら直ってましたので大丈夫です!(^^)更新頑張って下さい (2019年8月8日 1時) (レス) id: f15f360086 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(ソヨン)(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!どの辺ですか…?教えていただけると嬉しいです! (2019年8月6日 9時) (レス) id: 0da49b69df (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:咲希(ソヨン) | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年7月23日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。