田中洸希の憂鬱日記

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昼休みもつまらない。



習慣化してた食堂での昼飯も
Aが今日はいない為
俺は1人教室で買ったパンを頬張る。





こんな俺を見たら、Aは
体に悪いって言ってるじゃん！と怒るだろうか。






「…洸希君……」





俺が1人でパンを頬張っていたら、岡 心菜が気まずそうにして俺のところまできた。



クラス中大注目。


しーんと静まり返る教室で、岡 心菜は口を開いた。







「Aちゃんは、今日休み？」




洸希「…なんで？」




「……謝りたいなって思ったから……」




洸希「へぇ。随分と心変わりが早いんだな」




「…よくよく考えたら、やりすぎちゃったなって思って」









は？よくよく考えたら？

行動する前によく考えろよブス。









「それで…お願いと言ったらあれなんだけど…」




JK「…」




「Aちゃんの家教えてほしいな…なんて。」




洸希「無理」





「……心変わりする前に謝りたくて」





洸希「無理って言ってんの聞こえない？

そもそもなんで家知る必要があるわけ？Aを襲わせた上、今度は家特定して何する気？放火？Aが学校に来たら謝ればいいだろ」









俺の発言に、静まり返っていた教室はザワザワとし始めた。








「聞いた？襲わせただって」

「え？ハナちゃんがAちゃんを？」

「流石にやりすぎだよね……」

「最低だわ、」







心底腹が立つ。


こいつ、岡 心菜、その他取り巻きのブス2人。



他のクラスのキモい男5人、
善人ぶって、岡 心菜を悪く言う奴ら、
Aのことをかわいそうだと言う奴らにも







洸希「お前らもお前らだよなぁ〜」







お前ら全員、腹が立つ。







俺がその場で立つと、岡 心菜の事でざわついてた教室はまた静まり返る。







洸希「岡 心菜に最低って言う前に、お前らは？お前らはどうなんだよ？周りで見てたお前らはAに何も危害を与えてないから、他人事？うけるんですけど」







「それは…」

「…」

「……っ」








洸希「岡 心菜を味方するわけじゃないけどさぁ。見て見ぬ振りをしたお前らの方がよっぽどAを傷つけてんだよ、」









偽善者どもが。

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