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「…っ！」
「心菜……やばいって。」
「そうだよ、うちら警察行きはさすがに嫌だよ…」
これは、認めたも同然。
だけど1人、岡 心菜だけは下を向いたまま黙っていた。
『心菜ちゃん…』
「…うるさいっ！！！気安く名前呼ぶな！！
私の気持ちなんて何にも知らないくせにっ！！」
『……っ』
「あんたはいいよね。
洸希君といっつも一緒にいられるし、仲良よくて！！私は一年の時から同じクラスだったっていうのに話したことは少ししかないし名前すら覚えてもらえなかった…ッ！！」
…あーそーいえばクラスずっと一緒だったっけ？……正直どうでも良かったから全く覚えてない。
「！！…あんたさえいなければ…！！消えていなくなっちゃえばいいのに！！いい気になりやがって！！」
『…ご……めん、なさい』
鬼の血相でAに怒鳴りつける岡 心菜。
Aは、今にも泣き出しそうな声で謝った。
いやーA。
…謝る必要あった？いまのに。
謝る必要性ゼロじゃん？
洸希「はぁ？超絶意味わかんないんですけど。」
「……」
洸希「Aがいなければ、俺がお前を構ってたと思う？Aさえいなければ、俺はお前と仲良くなってたって？そう思うの？」
「……ッ」
洸希「なわけねえだろ自惚れんなよ」
同情？
そんなのするわけないじゃん。
自分1人の都合で、自分1人の嫉妬感情で
人の心に傷を負わせた
Aに、めちゃくちゃ怖い思いをさせたこいつを、許すわけない。
洸希「……はっきり言ってそういうの迷惑。話しかけてくるのも、想われるのも、ましてやそれがAを傷つけたやつなら尚更。まじ勘弁してって感じ」
これが今の俺の素直な気持ちだけど、と話すと、それと同時に岡 心菜の目から涙が溢れ出た。
『…ごめん……心菜ちゃん。後期は…私にとって初めてできた親友なの……唯一の親友だから……あの時心菜ちゃんに近づくなって言われても近づいた。でも…心菜ちゃんがそんな風に思ってたとは知らなくて……ごめんね、』
洸希「……」
何回も何回も謝り続けるA。
.
.
言うなって、言ったじゃん。
なにも聞きたくないって、言ったのに。
いまのAの言葉で、なんかわかっちゃった気がした。
あぁ、俺って
所詮、親友止まりなんだなぁ。
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花姫(ソヨン)(プロフ) - しぃたむさん» コメントありがとうございます！更新遅れていて申し訳ございません…！当方、学生であるため、テストが終わり次第更新します！ (2019年10月10日 17時) (
レス) id: 0da49b69df (このIDを非表示/違反報告)
しぃたむ(プロフ) - 続きが見たいです！！！！！！ (2019年10月9日 23時) (レス) id: 3cf689c57d (このIDを非表示/違反報告)
咲希(ソヨン)(プロフ) - ゆんさん» 分かりました！ありがとうございます！ (2019年8月19日 9時) (レス) id: 0da49b69df (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 咲希(ソヨン)さん» こんなコメント受け入れて下さりありがとうございます<(_ _)>私が見たのは12話辺りだったと思うんですけど、見返してみたら直ってましたので大丈夫です！(^^)更新頑張って下さい (2019年8月8日 1時) (レス) id: f15f360086 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(ソヨン)(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます！どの辺ですか…？教えていただけると嬉しいです！ (2019年8月6日 9時) (レス) id: 0da49b69df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲希(ソヨン) | 作者ホームページ：
作成日時：2019年7月23日 14時
