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「はい、できたよ〜」









目玉焼きとパン、サラダのボウルを持っていくと、

既に座っていた和哉は嬉しそうに微笑み、いただきますと手を合わせた。









続いて自分の分を運び、私も食べ始める。









「学校、遅刻しないように行かなきゃね…

あ。制服とか家置いてきた…」









和哉「ん。近いからいいでしょ。」









私昨日何も持たず泊まりに来ちゃったんだ…









近いからいいって…そんな時間あるかな?









今は7時半。


幸い学校までは近いから、30分もあれば着く。









ということは8時までに支度を終わらせれば…









「ちょっとスピードアップするね、

朝ごはん食べたら私一旦帰らないとでしょ?

割と時間なかった。」









和哉「…休まないの?」









「ちゃんと行きます」









無遅刻、とまでは行かないけれど、

一応無欠席だからそこだけは守り抜きたい。









ああ、こんな時だけ変なプライドが働くのはなんでなんだろう。笑









そのあともねむそうな和哉を置いて朝ごはんを食べ終え、

少し洗面台を借りて後でね、と和哉の家を出た。









和哉もあのペースで間に合うかな?









ああ、そんなこと言ってられない。









急いで支度をして、和哉がいつ迎えに来てもいいようにと戸締りを確認していた。

…→←朝



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作者名:咲希(ソヨン) | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年3月26日 13時

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