*＊私の恋愛日記＊*

9月19日 ページ44

「うちの見た感じだから絶対違うかもしれんけど、あいつもお前に気があるんじゃね？」


…また未来は男口調で、おかしい日本語で、ぶっ飛んだことを言う。


そうだったらどんなにいいと思う？

けどそれは絶対にあり得ないこと。


あぁ、辛い、と少し思った。













塾で。


今日はあいつは遅れ気味に来た。


うちは学校での雪香と上原との会話を思い出した。

「俺今日塾休もっかなー。」

「ダメでしょ！和佳！ちゃんと見といてね！」

見といても何も、あんな狭い教室でなら、見なくてもいるかどうかくらいはわかる。

「はいはい。」

雪香の言うことを軽く流していた。

あいつは最近のように1時間前に来ず、割とギリギリに来た。


それを、“おっそw”という意味を込めて眺めていた。


うちは1番前なので、嫌でも目に入る。

それのおかげもあってか、上原はこっちを見た。

その途端、きっと上原もあの会話を思い出したのだろう。


2人揃って

「「ふっ…w」」

と軽く笑ってしまったのだ。


ほんの些細なことだ。


よくわからないけど、それが妙に幸せに感じた。


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最近更新遅くてすみません。

お気に入り登録、評価、コメントと、いろいろとありがとうございます！


その、お気に入り登録された、コメントが増えたという１つ１つのことにいちいち喜びを感じています。


これからもこの作品をどうかよろしくお願いします！！

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