*＊私の恋愛日記＊*

9月10日その1 ページ34

未来は膝を怪我している。

それが、痛むと言い出した。

壮太と凌駕は居ず、未来が1人で駐輪場にいた。

うちは、上原と話してて、話しながら、駐輪場に向かう。


…2人で。


こういうひと時にうちがドキドキしてるのを、こいつは知ってるのだろうか。


まぁ、そんなことは置いといて。


駐輪場に行くと、未来が1人でいる状態。

「うちのチャリを凌駕が乗って行って、壮太と凌駕の家行ったから、行こ！」



はぁ。


毎度毎度、未来はアホなことをしてる気がする…



上原も、ってわけで、3人で歩く。


お喋りしながら歩いていると。


こないだ、2人で帰るところを目撃した後輩に会った。


「先輩！」



キラッキラな瞳で聞いてくる後輩を、適当にあしらう。


「違うからね？変な誤解しないでねー。」


上原に対して申し訳ない。


「上原、なんかごめん。」



「俺、基本何言われても気にしないから。」




…イケメンかよ。


そうやってうちが1人で悶えている？間、2人はこんな会話をしていた。


「おもろw」

「それな。」

「おいw」

さすがに突っ込むわ！w


そして、未来の膝のこともあり、凌駕の家で、休憩した。


そこで、男子…上原、凌駕、壮太、凌駕の弟が、バレーを始めた。


みんなバレー部なのだ。


かっこいい。

かっこよくて、目が離せない。


前にもあった。


確か、メガネを忘れて…。


あの時よりずっと近い位置で、上原を見る。


あの時かっこよく見えたのは気のせいじゃなかったかもしれない…

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