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修学旅行の班はくじ引きで。

美波、私、そしてあの人、田中くん、その他2人。というなんという強運の持ち主か。

美波と同じ班になれたのが嬉しくてずっと美波と話してる。




『ねぇ、美波どこ行きたい?』

美波「絶対金閣寺と銀閣寺は行く」

『私伏見稲荷行きたい!あの鳥居ぶわーってなってるところ!』




なんて楽しみだっのに、




『えぇ、副班長?私が?』




これまたくじ引きで。運悪く副班長と書かれた紙を引いて、私はやりたくもないのに副班長になってしまった。

じゃあ班長は?って見ると、




松村「よろしくね、副班長」




私の隣に座っていた、マツムラくん。

これが、彼と話した最初の最初の会話。

ちょっと意地悪気に笑ったこの人が、私の忘れられない恋をした人だった。


あぁ、そりゃファンクラブ出来るほどモテるわな。っていうくらいの綺麗さで可愛くて整った笑顔だった。



修学旅行前日にある班長と副班長の放課後会議。




『あーあ、なんで引いちゃったかなー』

松村「せっかくの修学旅行が班長とかくじ運悪すぎだよ」

『でも松村くんこういうの得意そう』




そう言えばびっくりしたように私を見た彼─────松村北斗は、瞬きを数回繰り返した。




『え?』

松村「いや、深澤さん俺の名前知ってたんだってびっくりした」

『いや、名前って言っても今の苗字だけどね?』

松村「深澤さんに苗字呼ばれる日が来ると思わなかったなぁ笑」




なんか変な感じ。とくすくす笑った貴方の横顔が、なんだかすごく幼く見えた。

確かに、私も貴方の苗字を口に出して呼ぶ日が来ると思わなかったよ。




松村「じゃ、行こうか」


2人並んで廊下を歩くことなんてないと思ってたのにまさかこんなことが起きるなんて人生何があるか分からないな。なんて思った会議直前。



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設定タグ:松村北斗 , SixTONES , SnowMan   
作品ジャンル:恋愛
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つばさ(プロフ) - 今、こういった低評価で悩まされてる作者様が増えています。とても面白いのであまり気にせず更新して欲しいです。ちなみに7つめの原石…も読ませて貰ってます!七瀬様のペースでご無理なく! (2021年9月3日 16時) (レス) id: a84a28701a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:七瀬 | 作成日時:2021年9月3日 0時

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