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渡辺「明日暇だってさっき言ってたし」
『え、翔音ちゃんにも会いたい…』
渡辺「じゃあ明日放課後俺ん家来いよ」
『えぇありがとう!』
渡辺「いい感じの服とか持ってんじゃね?あいつAのこと大好きだから服も貸してくれると思うよ」
岩本「確かに、翔音の服装とかAに似合いそうだもんな」
深澤「俺のAが…どんどん大人に…」
岩本「俺も明日暇だし、翔太の家行こ」
渡辺「お、久しぶりにゲームしようぜ。…ふっかも」
深澤「…俺の、Aが、」
『お兄ちゃん、そろそろうざいかも』
深澤「あ、うんごめん。嫌わないで?…明日?放課後?暇だよ。」
岩本「じゃ、放課後翔太の家集合な」
『ありがとう!』
松村くんとの放課後のことも、翔音ちゃんとのことも、久しぶりの照くん達も、全部嬉しくてワクワクしちゃう。
深澤「じゃ、そろそろ遅いから家入るぞ。照も、翔太もありがとうな」
岩本「おう。じゃ、また明日」
渡辺「じゃあな」
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松村くんとの放課後楽しみだな、とか、照くん達と全員で会うのも久しぶりだな、とか、翔音ちゃんに会えるの嬉しいなぁって。
そんなことを考えながら過ごしてたら時間はあっという間に過ぎて。
気付けば放課後になっていた。
松村「じゃ、5時に隣駅の改札集合ね」
『うん、分かった』
携帯なんて持ってないから口頭での約束。
ワクワクしながら美波と学校の外に出ようとした。
でも校門の方がザワザワしてて何だって見ると、
美波「お兄ちゃん!!!」
『え!照くんとお兄ちゃん!』
2人とも自分のバイクに乗って迎えに来てくれてた。
深澤「帰るぞー」
岩本「おかえり」
美波「え、珍しい、迎えに来てくれたの?」
パパたちのお下がりのちょっと大きいバイクに股がってる2人はそれはそれは目立ってて。
岩本「Aの勝負の日だからな。迎えに来た」
『えー、嬉しい!』
深澤「俺は不本意だけどな!!!」
岩本「お前が一番ソワソワしてただろ」
深澤「うるさいなぁ…ほら、乗って。帰るよ」
メットを渡してくれて私はお兄ちゃんの、美波は照くんのバイクの後ろに乗って家に帰る。
着いたのは翔太くんのおうちで。
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つばさ(プロフ) - 今、こういった低評価で悩まされてる作者様が増えています。とても面白いのであまり気にせず更新して欲しいです。ちなみに7つめの原石…も読ませて貰ってます!七瀬様のペースでご無理なく! (2021年9月3日 16時) (レス) id: a84a28701a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:七瀬 | 作成日時:2021年9月3日 0時