検索窓
今日:15 hit、昨日:67 hit、合計:518,037 hit

ページ33






「よし、今日は向井家特製青椒肉絲でも作るかー!買い物行こー!」


「その前にトイレ、借りるね。」



二人になった玄関先で、康二くんは思いも寄らないことを告げる。



「…買い出し、二人で行っといで。」

『なん、で?』

「あの目黒が、ここまで腹括ったってことは、本気やってことは、Aちゃんが一番わかってるやろ?」



女の子と遊ぶのをやめて、私を手放したくないと言った、目黒が本気なのは薄々気づいていた。



だけど、それを受け入れられない自分もどこかにいた。




「ちゃんと向き合わな。真剣な気持ちには、真剣な気持ちで応えんと。Aちゃんが俺にしてくれたみたいに。」



人の良さが出すぎて、少しくらいは自分のことを優先して欲しい、と私が思うのは厚かましいのだろうか。


『うん。』



それ以外答える言葉が見つからなかった。



*→←*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (264 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1491人がお気に入り
設定タグ:目黒蓮 , 向井康二 , SnowMan   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:平野 頼凛 | 作成日時:2019年9月21日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。