検索窓
今日:38 hit、昨日:67 hit、合計:518,060 hit

ページ27






「改めて聞くけど、目黒、本気、なんやな?」

「本気だよ。もう、逃げんのはやめた。」



…二人はなんの会話をしているの?



寝ぼけた、まだ働いていない脳では考えることもできない。



「大事すぎて大事にしてることすら、こいつには伝わってないんだろうけど。」

「あー、まあAちゃんそういうとこ鈍いからなあ。」



くるりと二人が私の方を見るから少しだけ開けていた目を閉じた。



「言うとくけど、今は俺のAちゃんやから。奪いに来るんは勝手やけど、前みたいに手出したら今度こそ目黒でも許さんで。」


「わかってるよ、反省してる。でももう手放したくないから、康二くんにこいつはやらない。」



二人で私の髪を梳く。

その手がどちらも優しすぎるから、心地よくて再び睡魔が襲うのに時間はかからなかった。



次に目が覚めたら、今度は二人が眠ってて、一人で笑った。


さっきの会話は…夢?


目黒はどうしてあんなこと言ったの?

聞きたくなかった。全部都合のいい夢だって誰か言って。


私の奥底に沈めた感情が再び蘇ってしまう。




*→←*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (264 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1491人がお気に入り
設定タグ:目黒蓮 , 向井康二 , SnowMan   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:平野 頼凛 | 作成日時:2019年9月21日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。