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私、は。


私が今、好きなのは。






『すきじゃ、ない。』






康二くん、君だけだよ。



そう言うことが出来ればどんなに良かったか。


未熟な気持ちの私は、目黒を好きじゃないって答えるのが精一杯だった。




康二くんを好きな気持ちがあるのは嘘じゃない。



好きになりたいと答えた、あの日より何倍も何十倍も好きは増している。




「…そっか。」



笑った康二くんの顔がなんだか寂しく見えて、


『私、康二くんのこと、好きだよ?』


と返せば、


「うん、知ってる。」


ってまた微笑みながら返してくれた。







この時、もっとちゃんと、私が気持ちの整理を上手くつけられていたら。



百パーセント康二くんが好きだよ、って言えていたら。


誰も傷つかなくて済んだかな。



耳に残るのは " 俺、負けないよ "といった君の声。


どうしてだろう、まだ、終わらないって言われてる気がした。




第8章 : no title→←*



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設定タグ:目黒蓮 , 向井康二 , SnowMan   
作品ジャンル:タレント
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作者名:平野 頼凛 | 作成日時:2019年9月21日 13時

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