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昨日の記憶がいつまでも頭から離れなくて、私は眠ることなく朝を迎えるハメになった。
ようやく睡魔に襲われたのは午前九時頃。
体力的に限界が来て、意識を失うように寝落ちた。
目が覚めると太陽は既に高い。
時計に目をやれば、お昼をすぎた頃だった。
スマホの画面を確認する。
そういえば、昨日あの後からスマホ開いてなかったな。
康二くん…
なんて言えばいいの?
どんな顔で会えばいい?
『全部、めめのせいだよ…』
じわ、と滲んできた涙がこぼれるのですら悔しくて、唇を噛み締めぐっと堪えた。
トーク画面を開けば康二くんからのメッセージ。
コージ今日はありがとう!めっちゃ楽しかったし嬉しかった!!
言わなきゃ。
康二くんに隠し事はしたくない。
通話ボタンを押す手が震えた。
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作者名:平野 頼凛 | 作成日時:2019年9月21日 13時