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日直の仕事があったから恵美ちゃんには先に帰ってもらい、同じ日直の男子と仕事を終わらせる。
先生に終わりましたって報告をして、下駄箱で靴を履き替えて外に出ると…
《…やっと出てきた》
「なん、で…」
《お前のこと待ってたんだよ》
顔を上げると元カレが、ポケットに手を入れて立っていた
いつもなら恵美ちゃんが追い払ってくれるけど、今は私一人だ。
どうしよう、とオドオドしてる間に見つかってしまった
ジリジリと近寄ってくる元カレに、軽く恐怖心すら覚える
「待ってもらっても、話すことなんて何もないでしょ…？」
《なぁ、俺たちより戻そう》
「何回言われても、私は付き合う気ないから…」
《どうせ誰とも付き合ってないんだろ？だったら良いじゃん》
ダメだ、何を言っても通じない。
このままじゃ強行突破されてしまう…流されるのはもう嫌だ
そう思ったとき、同じ学校の制服を着てる男子が視界に入った
顔は見えないけど、とりあえずその人の元へ行き、腕に手を巻き付けて元カレの方へ向いた
「私、この人と付き合ってるから！」
『えっ俺？』
その声に思わず顔を上げると、一方的に知っている顔があった。
…それは、学校中の人気者の元木くん。
やばい、と思ったけどこの状況じゃそんなこと気にしていられない。
彼が違うと言えば嘘だと元カレにバレてしまうから、なんとかして乗ってもらわないと…！
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おりわくLOVE - 湧くんと安嶋くんがとてもかっこいいです！更新楽しみに待ってます。 (2020年7月27日 23時) (
レス) id: ced45d0f68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優風翔
| 作成日時：2020年7月16日 20時
