恋の方程式《Waku.M》 (ページ4)

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あれから月日は過ぎて、私は学年が上がり、2年になった。

彼氏と別れたのだって最初は少なからず引きずったと言うか…隣にいないのが慣れなかったけど、今ではすっかり慣れてしまったしそれなりに楽しくやっている

慣れたと言うか、元に戻った…と言う方が正しいかな

松崎「で、あれからどうなのよ。あの最低男」

「え？」

松崎「元カレだよ、より戻そうって言われてるんでしょ？」

「…まぁ、」

それなのに、今さら元カレがよりを戻したいと言ってくるようになった

もちろん戻す気なんてこれっぽっちもないから断っている

だけど、それをも上回るほどにしつこい

松崎「あんな浮気野郎と復縁なんて絶対ダメだからね！同じことの繰り返しになっちゃうから！」

「わかってるよ、それに…暫く恋人はいらないかなって。私なんかじゃ付き合う人が可哀想だし」

松崎「そんなことないよ！あーもう！あの最低男のせいで…！」

友達は優しいから、そう言ってくれるんだろう

でも実際…私に魅力がないから浮気された挙げ句フラれるんだ

それが全てだよ、結果は出てる

「…それより、今日バイトとか言ってたよね？大丈夫なの？」

松崎「やっば！忘れてた！先帰るから気をつけて帰ってね？何かあったら連絡して！」

「うん、わかった」