ヤキモチ/Yuzuru ページ11
「凄い!もう一回やって!」
宇「えーと...こうですか」
久しぶりの休日、三人でゲームをする為に集まった。
最初は楽しかったのだが、ゲームが得意ではないAはすぐに飽きてしまい昌磨のほうへと行ってしまったというわけ。
そりゃ、二人の時俺がゲーム優先するのも悪かったけど。
だからといって俺を放置は無いんじゃない?
昌磨は俺のほうを少し不安げに見ながらもAの要望に応えてコントローラーを動かした。
俺はこのイライラをゲーム内のモンスターにぶつける。
暫くそれを続けて、俺がようやくモンスターを倒した時。
昌磨は用事があるからと荷物を纏める。
結「じゃあね」
「ばいばーい」
俺らにありがとうございましたと礼を言ってから帰る昌磨。
二人の間に、沈黙が訪れた。
俺はゲームを終わらせて、カタンと機会をテーブルに置く。
Aはその音にビクッと肩を揺らした。
結「...で?」
「ひぃっ」
俺が少し威圧的にそう聞くと、Aはすぐに俺のほうを向いて情けない声を上げる。
結「彼氏のこと放って、後輩と遊んで楽しかった?」
俺は笑った。Aはまたびくりと怯える。
「...ゆ、ゆづがいつも私のこと放置してゲームするから。あ、昌磨くん悪くないから、責めないであげてね!」
Aはしゅんと寂しそうな顔でそっぽを向いた。
俺はえ?と間抜けな声を出す。
「ばーか。私の気持ち分かったでしょ?」
むぅ、とAは頬を膨らませた。その子供っぽい仕草に、リンク上の彼女とのギャップに笑ってしまう。
結「うん。もう放置したりは、なるべくしないなら...許して?」
「まぁ、ゆづがわかりやすくヤキモチ焼いてくれたし...許してあげる」
そう言ったAに、俺は思わず抱き着いた。
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琥珀糖(プロフ) - ぬさん» リクエストありがとうございます。とても素敵なネタですね!頑張って書きます。これからもよろしくお願いします。 (2018年4月1日 22時) (レス) id: da50392b08 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀糖(プロフ) - astroyuzさん» コメントありがとうございます。主の性格には特に気を付けましたので、そう言って貰えると嬉しいです!これからもよろしくお願いします。 (2018年4月1日 22時) (レス) id: da50392b08 (このIDを非表示/違反報告)
ぬ - 昌磨君と幼なじみのスケーターさんでエキシビで昌磨君にプロポーズされる小説お願いします (2018年3月30日 8時) (携帯から) (レス) id: b271d24507 (このIDを非表示/違反報告)
astroyuz(プロフ) - 男主のお話がとても好きです。いい男なんだろうな、と楽しく拝読いたしました。ヒロイン嬢もおかわいらしく、癒やされました。この先の更新も楽しみにお待ち致しております。 (2018年3月28日 11時) (レス) id: afb95e6422 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀糖(プロフ) - なほなりさん» コメントありがとうございます、気付くのが遅れて申し訳ございません!そう褒めてもらえるととても嬉しいです!これからよろしくお願いします。 (2018年3月16日 17時) (レス) id: da50392b08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀糖 | 作成日時:2018年2月25日 22時