幽霊族の君2

甘い口付け ページ10

ゲゲゲハウスにて、
A「最近の戦いで強い妖怪にはいまの攻撃は通用しないってわかりました」

A「だから新しい種類の札をつくります！」

鬼太郎「新しい種類の札．．？」

猫娘「Aちゃん作れるの？」

A「やるだけやってみます．．．!」

とりあえず．．どんな効力を持つ札にするな．．


8時間後．．

鬼太郎「も、もう外暗いよ？猫娘も帰っちゃったし」


A「そうですよね．．あと少ししたら帰ります！」

新しい札の作成に夢中で時間を忘れてるのか．．

目玉親父「これは鬼太郎、今夜はAちゃんは泊まることになりそうじゃの」

それからさらに二時間後

A「で、できたぁ！新しいお札!!」

目玉親父「や、やっと完成したのか．．」


なんだか急に疲れが．．ねむ．．

Aはしいてあった布団にフラフラと倒れこみ、魂を吸いとられたかのように寝た

鬼太郎「新種の札作りってあんなに疲れるものなんですね」

目玉親父「そうじゃのぉ．．一ミリも気が抜けない世界だからな」

僕たちも布団にはいり寝ることにした

→→二時間後

鬼太郎「起きているのは．．僕だけか」


自分の好きな女の子が隣で寝ている．．なんだか変な気持ちになる
というか無防備だな．．僕を男として見てないってことか．．

あの夜を思い出す．．今日みたいにAが泊まりにきた日のこと、あの日僕は自分自身に負けて君に口づけをしてしまった．．

そして今夜も．．僕は負けそうだ

Aが起きないようにそっと抱きよせるそして甘い口づけを交わす


ごめん．．A



まえよりもずっと長い時間口づけをする

鬼太郎「っ．．．．///」


僕は．．最低の妖怪だ、分かってるんだ

けれど．．．けれど．．．

鬼太郎「おやすみ．．A」

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