【ヒプマイ】12は不吉な数字です。【逆ハー】【愛され】【ギャグ】

理鶯「左馬刻と銃兎が食べ物を買ってきてくれた。料理するが食べるか？」『やった！それにしてもよく買ってきてくれましたね、あの2人が』理鶯「そうか？よく買ってくるぞ」『はっ！これ、上手く行けば2人をパシリに出来るのでは！？』 ページ43

乱数｢ふふふ...｣

幻太郎｢楽しそうですね｣

帝統「何かいいことでもあったのか？」

乱数｢明日だよ！僕がプレゼントになる日...！｣

幻太郎｢あぁ、Aの誕生日ですか｣

帝統「乱数についてはスルーかよ」

乱数「A...!!!待っててね...！」

帝統「A、逃げろ！」







乱数から連絡があった。

遊びたいから明日事務所に来いとのこと。

またまた、自由である。

兄さんが話していたのはこのことだろうか。

何かある度に乱数は何故か兄さん伝いで誘ってくる。

断らないようにするためか。

策士かよ。

策士だわ。

もー、めんどくさいなぁ...

行ってあげるけどさぁ...

まぁ、行くけどさぁ...

『どの服きてこ』




乱数｢Aっー！｣

事務所の扉を開けてから乱数が飛びついてくるまでおよそ、2秒。

察知から行動に移すまでが早い。

外を眺める幻太郎とその足元で土下座している帝統。

『いや、何やってんの』

帝統「金のため...生活のためなんだ...！A、金貸してくれ！」

『帝統の生活はギャンブルだろ』

帝統「おう！」

『否定はしなよ』

幻太郎の前で土下座してたかと思えば今は私の足元でヘドバンのごとく頭を下げている。

幻太郎｢だから言っているじゃないですか。帝統にはまだ財金はあると｣

帝統「そうなのか！？」

乱数｢臓器｣

『...』

帝統「...」

なんのコントを見せられているんだろう。

いや、乱数は意外と真面目か。



幻太郎｢Aにです。どうぞ｣

唐突に幻太郎から小さな袋をもらった。

『私に？』

幻太郎「それ以外何があるんですか」

『ありがとう』

ゆっくり開けるとおしゃれな腕時計が入っていた。

乱数｢おぉ...さすが小説家...ロマンチック｣

横で乱数が感嘆の声をあげた。

『綺麗...！』

金の大人っぽい腕時計。

さっそく腕に付けると幻太郎は私に腕を見せてきた。

幻太郎｢お揃いです｣

『おぉっ！』

幻太郎の腕には私が今つけているのと同じものがついている。

おそろいとかテンション上がる...！

帝統「これは俺からだ！」

『香水？』

帝統とは結びつかないプレゼントに少し困惑する。

帝統「A、いつもいい匂いするからよ！香水付けてんのかと思って」

『香水はつけてないよ？』

帝統はそうなのか！？と少しショックを受けている。

あ、でもこの香水めっちゃいい匂い...

『ありがとう、デートとかで付けられるかもねー』

冗談で言ったつもりだったが、3人は固まった。

乱数｢問題ですっ！あるオネーさんと2人の夜のとき全然眠れませんでした。僕はどうしたでしょう！｣『だから、いったじゃん！乱数は体小さいんだから寝る前にコーヒー飲むなって！』乱数｢いや、そうだけど、そうじゃない...｣(正解は部屋で薄明るいオレンジ色の電気のみをつける)→←『しょっぴくってなんですか？』銃兎「自分で調べたらどうです？」『「しょっぴく」の意味はむりやり引っぱって連れてくる、また連れていくのこと』銃兎「Wikipediaですね」『え、なんで分かったんですか...あ、銃兎さんも調べたことあるんですね』

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