【ヒプマイ】12は不吉な数字です。【逆ハー】【愛され】【ギャグ】

『何言ったらいいですかね』銃兎｢身長とか体重言ったらどうです？｣『体重は47キロ』銃兎｢そっち言うんですか...｣『身長は私的に体重より恥ずべきことなんです』銃兎｢155センチがですか？｣『なんで知ってるんですか...！？』銃兎｢私たちと並ぶと余計低身長が目立ちますよね｣『理鶯さーん！銃兎さんがお腹すいているそうでーす！』銃兎｢えっ｣ ページ5

今日は兄さんには「友達と遊んでくる」と言ってヨコハマに来ている。

昨日の夜スマホに''さき''からLINEがきた。

さきとはさまときの名前の1部分ずつをとった。

こんな名前にした理由は左馬刻さんから通知が来たのを兄さんに見られたらそれこそ、監 禁騒ぎになるのを防ぐためである。

これを銃兎さんに話したら「そんなふざけた名前にしてるのがバレたらしょっぴかれるから黙っておけ」とのこと。

左馬刻さんがしょっぴく...という違和感とともに話の内容は覚えている。

横浜駅に着きましたとLINEを入れると秒で着いた既読。

迎えに行くから待ってろとのこと。









スマホを眺めながら突っ立っていると黒い車が私の前に止まった。

左馬刻｢ほら、乗れ｣

『はーい』

車の後部座席に座る。

車に乗ってまず第一声。

『タバコくさっ』

左馬刻｢あー悪ぃ｣

謝ってる割には悪びれもなく、それどころか少し笑っている。

それを横目に窓を全開にして換気する。

『なんで、呼んだんです？』

左馬刻｢暇だったから｣

『...』

そんな理由で...と呆れて声も出ない。

左馬刻｢つーか、山田やめて碧棺になればいちいちヨコハマ来る必要なくなるぜ？｣

鼻で笑いながらロマンティックもくそもないプロポーズをされる。

『ならないし、なった暁にはそれこそ監 禁です』

ただでさえ危ないのに...と呟く。

左馬刻｢スリルがあっていいじゃねぇか｣

『スリルあんの私だけです』

車は目的地ではない場所で停った。

『？』

ここどこだろと外を見ていると私とは逆側の扉が開いた。

銃兎｢Aさんじゃないですか。こんにちは｣

『こんにちは銃兎さん。この前のワンコの依頼無事終わりましたよ』

銃兎｢それはよかったです｣

ワンコの依頼とは迷い犬を飼い主の元に届けて欲しいという依頼である。

ヤクザの銃兎さんじゃなくて、警察の銃兎さんからの依頼。

コラボカフェに行く前日に家族総出で終わらせた。

『あの子うちではきなこもちって呼ばれてました』

銃兎｢100％名前付けたのAさんですよね｣

『はい、可愛くないですか？きなこもち』

銃兎｢そんな、チロルチョコみたいな名前やめてあげてください｣

『じゃあ、カステラ』

左馬刻｢いや、なんでまた食い物なんだよ｣

私も銃兎さんも逆方向に外を見たまま話を進める。

いいネーミングセンスだと思ったんだけどなぁ...と呟くと、2人から同時に

「「どこがだよっ！」」

と、突っ込まれてしまった。

理鶯｢髪の毛綺麗だな｣『そう？ありがとう』理鶯｢色は黒いのに暖かいイメージがある（アルカイックスマイル）｣『うっ...理鶯さん...自分の顔立ち考えてください…!!!』理鶯｢そうだな...小官はハーフだ...他とは顔立ちが違うな...すまない...｣『そうゆう訳じゃないです！ごめんなさいっ！』→←左馬刻｢...｣『...』左馬刻｢なんとか言えや｣『えっ...あっ、目は右が黄色、左が青のオッドアイです！兄さんや弟達とお揃いなの気に入ってます』左馬刻｢それ、俺の番の時言うか...？（怒りモード）｣『あっ...（兄さんと左馬刻の不仲を思い出した）』

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