【ヒプマイ】12は不吉な数字です。【逆ハー】【愛され】【ギャグ】

左馬刻｢...｣『...』左馬刻｢なんとか言えや｣『えっ...あっ、目は右が黄色、左が青のオッドアイです！兄さんや弟達とお揃いなの気に入ってます』左馬刻｢それ、俺の番の時言うか...？（怒りモード）｣『あっ...（兄さんと左馬刻の不仲を思い出した）』 ページ4

二郎「えっ！あのコラボカフェ今日までだったの！？」

行きたかった！と叫ぶ弟に少し申し訳なくなる。

『ほら、二郎』

小さな袋を二郎に投げる。

二郎「これは？」

『行きたかったんだろうなって思ったからお土産』

中身は二郎の推しキャラのストラップ。

コラボカフェの最終日に狙ったキャラのグッズがあるとは奇跡である。

二郎を見ると早速袋を開けている。

二郎「.....姉ちゃん...っ!!!」

『うおっ』

飛びついてきた二郎を受け止める。

嘘です。尻もちついた。

二郎「あっ、ごめん！大丈夫！？」

『大丈夫だよ。喜んで貰えてよかった』

一郎「被ったな...」

二郎「『うおっ！？』」

私たちの後ろに現れた兄さんは少ししょげているように見える。

それに被ったって...？

一郎「俺も二郎が行きたかっただろうと思って買ったんだけどよ...」

兄さんが袋から出したのは私が今あげたものと全く同じもの。

二郎「えっ！じゃあ、これ兄ちゃんとお揃いになる！？」

二郎が喜んでいるのを見て私も兄さんも驚いて固まった。

あっその方向で考えるのか。

頭柔らかいな...。

一郎「え、じゃあ、これ俺が持ってていいのか...？」

二郎「兄ちゃんが持っててよ！」

お揃いがそうとう嬉しいらしい。



2人はキャッキャッと嬉しそうに騒いでいる。

その姿はJKさながら...

私がJKのときこんなキャッキャッしてたか...？

これ、どっちが女子だよ。



三郎「ただいま」

一郎「おかえり、三郎！」

二郎「おかえり」

『おかえりー...』

三郎「姉さん、顔死んでますよ」

『元から』


三郎が部屋に戻ると2人は仲間はずれが寂しいか！？とか、Aも欲しかった！？とか、検討外れは心配をされる。

『いや...違うし...』

三郎「何があったんですか...？」

荷物を置いてすぐに戻ってきた三郎にさっきのことを話すと、三郎は顔を引き攣らせた。

三郎「僕も被ったかも...です...」

え！？三郎、行ったの！？という疑問が真っ先に浮かぶ。

横のJKやってた2人も同じ顔をしている。

三郎「え？あっいや、行った訳ではなくて！」

三郎がだしたのはしっかり包装されている同じストラップ。

同級生に兄へと渡されたらしい。

被ったからいらねぇと。

確かにこのストラップは安い値段で中身が分からないバージョンも売っていた。

それが被ったのだろう。

一郎「これでAもお揃いだなっ！」

『あ、ありがとう...』

言えないっ！2人のJKっぷりに悲しくなってたとか言えない！

『何言ったらいいですかね』銃兎｢身長とか体重言ったらどうです？｣『体重は47キロ』銃兎｢そっち言うんですか...｣『身長は私的に体重より恥ずべきことなんです』銃兎｢155センチがですか？｣『なんで知ってるんですか...！？』銃兎｢私たちと並ぶと余計低身長が目立ちますよね｣『理鶯さーん！銃兎さんがお腹すいているそうでーす！』銃兎｢えっ｣→←三郎「姉さん、じゃあ...何言います...？」『え、もうネタ切れ...？』三郎「じゃあ、血液型言いましょ！」『B』三郎「...姉さん...｣『ごめん...!!!B型です！めんどくさがり屋です...!!!』

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