【ヒプマイ】12は不吉な数字です。【逆ハー】【愛され】【ギャグ】

独歩「じゃあ...好きな色...あぁ在り来りでごめんなさい...」『独歩さんの髪の色』独歩「...！？」『不思議な色してますよねーふふっふわふわだー』独歩「あれ、俺って一二三相手にしてるのかな...？」 ページ12

寂雷｢あ、おかえり。一郎くんはなんだって？｣

予想してたんですね...全くもってその通りです。

『時間遅いから帰れとのことです』

お叱り受けちゃいましたと冗談っぽく言うとみんな真顔になった。

え、なんで？(前話のシスコンの下りが原因)

(((ほんとにシスコンなんだなぁ...)))

自由人、社畜、仏の心がひとつになった瞬間である。

寂雷先生が来てからまだそれほど時間はたっていたい。

つまり、ここでお開きにさせる訳にはいかない。

『えっと、お金...』

独歩「今日は俺からのお願いだから奢るよ」

って言ったじゃん...と独歩さんが呆れた。

『えー...でも流石にそれは...』

独歩「じゃあ、萬屋への依頼。代金は食事代。どう？」

『おぉ...独歩さんイケメン...』

独歩さんは照れたのか下を向いてしまった。

寂雷｢1人で帰れるかい？｣

『兄さんは手が離せないらしく、二郎が迎えに来るらしいです』







『着いたらしいです。では、失礼します。ご馳走様でした』

寂雷｢また今度ゆっくり話そうね｣

独歩「また誘うよ」

一二三「今日はありがとう！また会おうね！」






背の高い二郎はすぐ見つかった。

二郎「あ、姉ちゃん！」

三郎「姉さん！」

『三郎も来たの』

二郎の横にいたのは来るという連絡はなかった三郎。

二郎「来んなだってよ！姉ちゃんのお迎えくらい俺一人で十分なんだよ！」

三郎「あ？何言ってんの？はじめてのおつかいしてから出直してきたら？」

そして早速喧嘩している。

『はいはい。近所迷惑になるから早く帰ろうね』

二人の間に入って喧嘩を止める。

二郎「でも姉ちゃん！」

三郎「でも姉さん！」

『言い訳は兄さんにしよっか！』

そう言って笑うと2人は口を噤んだ。

『お迎えありがとう。帰ろっか』

2人の腕を掴んで歩き出す。







三郎「ねぇ、姉さん...僕とてい...二郎だったら...もし、付き合うんなら...どっちですか？？」

二郎「は？三郎...てめ...」

ふと三郎が呟いた。

『2人は大事な家族だよ。そんなこと考えたことないな』

三郎「なら...今考えてみてください」

そう言って三郎は私の手を握って顔を近づけてくる。

さっきまで一二三さんに同じように握られていたはずなのに何がが違う。

三郎の真剣な表情と行動に顔が熱を帯びていくのを感じた。

『そ、そーゆーのやりたいなら彼女の1人や2人作りなよっ！』

二郎「いや、姉ちゃん、彼女2人はやべぇだろ」

『なんで二郎はこうゆう時だけ冷静なのさ』

一郎「勝手に家ん中に猫連れてくんのやめようぜ...」『え、連れてきてないけど』一郎「え、あれは？」『あ、おはぎなんでいるの？ずんだまで...え、集まってきた』一郎（あれ、これ妹集会の主催者...？）→←一二三「へぇ！クールな服着るね！」『背が小さいから大人っぽく見られたいんだよね...』一二三「可愛いのも似合うと思うけど」『くっそ、ホストめ...!!!』一二三「えっと、スーツ着てないんだけど...」『天然タラシかコイツ...！』

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