【ヒプマイ】12は不吉な数字です。【逆ハー】【愛され】【ギャグ】

一二三「へぇ！クールな服着るね！」『背が小さいから大人っぽく見られたいんだよね...』一二三「可愛いのも似合うと思うけど」『くっそ、ホストめ...!!!』一二三「えっと、スーツ着てないんだけど...」『天然タラシかコイツ...！』 ページ11

独歩「あ、先生」

何かを思い出したように独歩さんが先生に話しかける。

お泊まり会の話はしないで...

寂雷｢なんだい独歩くん｣

独歩「Aちゃんが男性3人とお泊まり会とか言ってるんですよ...止めてください...」

え、ちょっと独歩さん...

寂雷｢ついでに誰とだい？｣

私の気持ちも知らずとんとん拍子で話は進む。

独歩「Fling Pos...あ」

『あ』

寂雷先生がゆっくりこっちを向く。

寂雷｢Aちゃん？｣

一二三「あーあ！独歩やらかしたー」

笑ってる一二三を今は殴りたい...。

それぐらいこれはピンチである。

寂雷｢まだ飴村くんと仲良くしているのかい？｣

『いや...えっと...まぁ...』

苦笑いしか出てこない。

ホント不味い。

これは不味い。

寂雷｢Aちゃん？｣

『は、はい...』

寂雷｢何かされたら逃げること。すぐに相談すること。｣

優しい寂雷先生の目を見て固まった。

本当に心配してくれているんだなと思ったからだ。

寂雷｢私は怒ってるんじゃない。心配なんだ｣

『気を...つけます...』

そう言うと寂雷先生は私の頭を撫でた。

子供扱いと呟くと無性に撫でたくなると返された。

一二三「ひゃー！除け者は寂しいっすよー！」

独歩「ちょっと一二三...！」

一二三さんは私に横から突進のように抱きつく。

『うぐっ！？』

成人男性の突進は思った以上のしょうげきだった。

独歩「Aちゃん、大丈夫！？」

一二三「えー！？Aちゃん、生き返ってー！？」

独歩「殺したの一二三だろ！」

寂雷｢いや、死んでないでしょう...｣

一二三「こーゆーときの先生だよねー！」

独歩「おい、一二三...！」

寂雷｢ふふ...人工呼吸でもすればいいのかい？｣

『｢｢いやいやいや｣｣』

何故か話をふった一二三さんも止めに入った。

え、これ寂雷先生お酒飲んでないよね。




ブーブーブー

独歩「あれ、Aちゃん、携帯鳴ってるよ」

『あ、ちょっと行ってきます』

電話に出るために部屋を出た。






一二三｢彼氏かなー...｣

寂雷｢いや、一郎くんだろう｣

独歩「シスコン...？」

寂雷｢そうだね...｣

独歩「えー...」









いや、なんの｢えー...｣だよ。

独歩「じゃあ...好きな色...あぁ在り来りでごめんなさい...」『独歩さんの髪の色』独歩「...！？」『不思議な色してますよねーふふっふわふわだー』独歩「あれ、俺って一二三相手にしてるのかな...？」→←寂雷｢まだ、続けているのかい？｣『もちろん！楽しいですもん！猫探し』寂雷｢猫と話してるみたいだよね｣『私は話してるつもりなんですよ』寂雷｢いい趣味してるよね｣『先生の微笑みが眩しいっ！』

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