【ヒプマイ】12は不吉な数字です。【逆ハー】【愛され】【ギャグ】

二郎｢姉ちゃん、じゃあ歳言おうか｣『18歳です高校は卒業してます』二郎｢姉ちゃん、早生まれだもんね、背も小さいし｣『二郎ごめん、悪気ないの分かってるけど殴らせて』二郎｢えっ｣ ページ2

結局、昨日は全然眠れなかった。

あ、断じていやらしい意味ではない。

今日は萬屋は休み。

二郎と三郎は学校。

私と兄さんはデート。

少し面倒と思ってしまう...



一郎「あ、A！おはよう！」

『お、おはよう...』

にぱぁ！と効果音がつく笑顔。

面倒って思ってこと許してください...


三郎「あ、姉さん...!!!おはようございます!!!」

『三郎おはよう』

起きてきた三郎は朝から何故か嬉しそうである。



エプロン姿で朝食を作っている。

その姿を見ていると兄さんと目が合った。

一郎「A、悪いが二郎起こして来てくんねぇか？」

『はーい』

申し訳そうに言ってくるのを軽くあしらって二郎の部屋に向かう。








『ほら、二郎起きろー』

二郎「もう少し...」

そう呟いて寝返りを打つ。

『兄さん、朝ごはん作って待ってるよー...』

二郎「姉ちゃん...」

『んー？』

二郎はんーと言いながら私に抱きついてくる。

起き上がったのはいいけどこれはどうなのだろうか...

『甘えてくれんのは嬉しいけど...』






三郎「なっ！？低脳っ...!!!姉さんから離れろ！」

時間がかかっていたからだろう、三郎が見にきたらしい。

二郎を私から引き剥がす。

二郎「うぇー...」

まだ寝ぼけている二郎はまたベッドに倒れ込んだ。

三郎「姉さん...!!!大丈夫でした！？」

『大丈夫だよー』

笑いながら返す。

三郎「もうこんなヤツほっといて行きますよ」

二郎「てんめっ...」

起きたらしい二郎が自分の頭をガシガシかきながら話に加わった。

『あ、起きた？朝ごはん食べに行こ』

二郎「...」

1点を見てぼーっとしている二郎。

『大丈夫？』

二郎「あ、いや大丈夫」







一郎「二郎おはよう。朝ごはん出来てるぜ」

二郎「おはよう、兄ちゃん」



みんな席に着いていただきます。

一郎「ところでA」

『ん？』

一郎が作った卵焼きを口に入れたまま返事する。

一郎「朝起きてから髪、とかしたか？」

『え？いや、とかしてないよ』

いつもはない質問に首を傾げる。

二郎も三郎も理由を分かっているのか謎の目線をこちらに向けてくる。

一郎「気づいてねぇのか。寝癖か？それ」

可愛いなぁ！と一郎が笑う。

『え？』

一郎「アホ毛たってるぜ」(三郎が嬉しそうだった理由)

『え』

もう私「え」しか言ってねぇじゃん。


つーか、まじで立ってんじゃん恥ず。

三郎「姉さん、じゃあ...何言います...？」『え、もうネタ切れ...？』三郎「じゃあ、血液型言いましょ！」『B』三郎「...姉さん...｣『ごめん...!!!B型です！めんどくさがり屋です...!!!』→←一郎「ここでお前の自己紹介するらしいぞ」『え...えっと...苗字は山田です』一郎「おう」『うん』一郎「で？」『えっ』

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