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神山side
藤「……あ、神ちゃんおはよー。」
神「おー、流星おはよ。今丁度みんなも着いたわ。」
珍しく同じタイミングで全員が会場入りして、7人で楽屋へと向かう。
中「今日で大阪もラストやもんなぁ……ほんま早いわ。」
重「淳太それ毎回言うとるやん笑」
小「おじさんやからな。しゃーない。」
桐「今日も淳太くんがおじさんイジりされとる……笑」
濱「平和やな。」
スタッフさんが気を利かせてステージに1番近い位置の楽屋にしてくれはったから、駐車場からの距離は少しだけある。
今日で大阪ラストやからか、朝からハイテンションなメンバー。
流星は良くも悪くもいつも通りやし、2人で話しながら先頭を歩く。
……まだ引きずっとんのか、って自分でも思うけど、A、結局来れへんかったなぁ。
何言うても現実は変わらんのに、ふと考えてまうのは、やっぱりAのことで。
口には出さんけど多分流星もそう思っとるやろ。
ライブ前に流星が言っとったことを思い出す。
藤「……Aの病気が治るのももう遠くないやん？
やからさ、観た時にいっぱい笑えて、いっぱい泣けるようなライブにしたいねん。
初めてこんなA見た、ってぐらいの反応させられたら、俺もうそれ以上の幸せはないと思うんよね笑」
資料に目を通しながら、優しい笑顔で呟いた流星は今までで最高に男前やった。
指定された楽屋の前まで来て、ちょっとの違和感。
神「……あれ、誰かいるんかな？」
中「え？…あ、なんか明るいな。」
重「スタッフさんとちゃうの？ええからはよ入ろうや。」
そうかもしれへんなぁ、思て扉を開ける。
神「……は…？」
そこには、完璧に準備がされた風景と、
『…おはようございます。』
綺麗な笑顔を俺らに向けた、Aの姿。
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しゅあ(プロフ) - 初コメ失礼致します。137話辺りの茶封筒の場面、私はまさか退職届を出してしまったのかとドキドキしました。でもそれは五大ドームの交渉だったんですね。良かったです！虹に歩く時7人が支えたこと、目が覚めた時、感動して涙が出ました。この作品とても面白かったです (8月16日 0時) (
レス) @page46 id: d9ff4faa7c (このIDを非表示/違反報告)
みなと - ナイタ、、、、 (2020年11月17日 21時) (レス) id: b966ddbb9b (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - News9864915さん» コメントありがとうございます！WESTさんが歌うシルエット、とても好きなのでそう言っていただけて嬉しいです〜！！WESTさん達のバラード、どれも素敵ですよね！ (2019年11月28日 2時) (レス) id: cdd98bad11 (このIDを非表示/違反報告)
News9864915(プロフ) - この小説読んでから、シルエット聴くと泣けます((泣 (2019年11月27日 18時) (レス) id: 7b9d7e55b8 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - ふわふわさん» コメントありがとうございます！このシリーズは私にとっての初めての作品だったので不安が大きかったのですが無事、完結することができました。新作もお楽しみ頂けるよう頑張ります！最後まで本当にありがとうございました！ (2019年10月20日 2時) (レス) id: cdd98bad11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠
| 作成日時：2019年9月26日 1時
