マネージャー 無表情 なぜ。[WEST]

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小瀧side





数回しか来とらん、東京の事務所に入る。




廊下が妙に静かに感じてしもうて、心臓の音がでかなった気がする。







指定された部屋に入ると、既に揃っとるメンバーと、斎藤さんがおった。











上の方も来とる言うてたけど、なぜかいない。それに、なんか空気緩ない？こんなもんなん？







小「はよざいます。……あの、ほんま、すみません。」





斎「……まぁもう解決したことだし、今回は大目に見てやるよ。次は無いからな？」





小「はい…………って、え？」







今、もう解決したって…………











中「Aがな？相手の事務所に直接話つけに行ってくれたんやって。」





桐「そしたらまんまと望、嵌められてたみたいやで？笑」




重「ほんま、危機感ないなぁ……」





Aが……？

しかも俺、嵌められとったん……？






斎「今は、関係者の方に謝りに行ってる。大阪にも戻るみたいだから、今日は俺がつく。」





神「待ってそれは初耳なんやけど！？」




濱「え、Aちゃんわざわざ大阪まで行っとるん！？」





藤「フットワークえぐいな……帰ってくるの夜なるんちゃう？」





俺の為にそこまでしてくれてはるん……？







小「ほんま、頭上がらんわ……」





気いつけてればこんなんならんかったかもしれれんのに……



周りにもメンバーにも迷惑かけて、俺、ほんま何やっとんねん……









斎「まぁ、あれだ。平山は多分、迷惑だとは思ってないから安心しろ。」



小「……え？」






斎「ここ出て行く時、全部自分の責任だって言ってたぞ。管理が甘かったって。」




お前ら、2人して自分のこと責めるんだもんな、なんて言って笑っとる。









Aはなんも悪ないのに……





斎「一応、夜になったら連絡しとけよ。心配してるだろうし。」





小「っはい！！」











すぐにAとのトーク画面を開く。







小瀧今日は迷惑かけてもうてほんまごめん。
小瀧ホテル戻ってきたら連絡して。小瀧ちゃんと謝りたい。








すぐ既読はつかへんかな思てたけど、案外すぐついて、





A了解です。
A多分もう少しで状況も変わると思うので安心してください





中「マネがAで助かったな？」





小「おん…！！」

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