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あなたside
会議室に戻ると、ナイフのような視線がまた向けられる。
『小瀧は何の関係もない、と言っていました。私は中林さんの事務所と関係者の方の所に行ってきます。……斎藤さん、彼らはお願いします。』
斎「……あぁ、分かった。」
「ちょっと待ちなさい。君はその言葉を信じるのか!?嘘かもしれないんだぞ!?」
周りもそうだそうだ、と言わんばかりに頷いている。
……そんなの、
『そんなの、マネージャーがタレントの事を信じなくてどうするんですか。
私は、何があっても彼らの味方で在ると決めています。』
今は態度なんて気にしていられない。
相手事務所に今から向かう、という主旨の電話をして車を飛ばした。
一応、ある場所に寄ってから行こう。
……着いた。
受付の人に社員証を見せ、許可証を首に提げて指定された部屋へと向かう。
軽く息を整える。
『……よし。……コンコン 失礼します。』
扉を開くとそこには、事務所の社長、中林さん、そしてマネージャーさんが座っていた。
どうぞ、と言われ椅子に座る。
『朝早くから申し訳ありません。お会いしてしまった方が良いと思ったので。』
社「いや、こちらこそ来てもらってすまない。」
ここからが勝負だ。
『まず、我社の所属タレント、小瀧望が多大なるご迷惑をお掛けして、大変申し訳ありませんでした。
この件は、私の管理不足も原因です。
……お聞きしたいのですが、中林さん。うちの小瀧とどのような関係でいらっしゃいますか?』
中林「小瀧さんとは、お付き合いをさせて頂いています……。本当にすみません!!」
……頭を下げてるけど、笑ってるのが丸見えだよばーか。
嘘をつくことで、どれだけの人を裏切ってるのか分からないのか。
『小瀧は、そういった事実は全くない、と申しております。……矛盾が発生しますが、どういう事でしょうか?』
中林「そんなっ!!私は真剣に……!!」
流石女優。涙を流す演技は出来るんですねぇ…
『では、この後どこに?』
中林「……ホ、ホテルに……。」
マ「ち、ちょっと!中林をそんなに責めないでください!嘘をついているのはそちらじゃないんですか!?」
私は、バックからある物を取り出す。
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翡翠(プロフ) - まさなさん» コメントありがとうございます!覚えていてもらえて嬉しいです……!!いつも楽しみに読ませていただいてます。これからも更新頑張ってください〜! (2019年11月23日 3時) (レス) id: cdd98bad11 (このIDを非表示/違反報告)
まさな(プロフ) - あの、イベントを開催した者です!私の作品にコメントくれてましたよね…?この作品は元々すべて読んでいたのでイベント参加していただき嬉しいです!頑張って下さい! (2019年11月20日 20時) (レス) id: 709458c7d0 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - さーさん» コメントありがとうございます!楽しみにして頂いているなんて、とても嬉しいです……!!グダグダになってしまうかもしれませんが、私なりに頑張ろうと思います。何かご要望等ありましたらお気軽にコメント欄までお越しください! (2019年9月5日 23時) (レス) id: cdd98bad11 (このIDを非表示/違反報告)
さー - いつも楽しみに読んでいます!応援しています!これかりも更新頑張ってください (2019年9月5日 20時) (レス) id: 716768484e (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - こここさん» コメントありがとうございます!毎日楽しみにして頂けるなんて光栄です。読みづらい点も多々あるかと思いますが、これからも応援して頂けると幸いです。何かリクエスト、ご意見等ありましたら、お気軽にお申し付けください。 (2019年9月2日 17時) (レス) id: cdd98bad11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翡翠 | 作成日時:2019年8月29日 1時