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渡辺「やっと捕まえた」
やばい
逃げなきゃ
周りの目が…
女「え、渡辺君…?」
女「なんでAさんの隣…」
「っちょっと…どういうつもり?みんな見てるじゃん、どっか行ってよ」
渡辺「あ?なんでだよ。俺が座りたいところに座って何が悪いんだよ」
「別にここじゃなくていいでしょ?あっちのコートで休んでよ」
渡辺「やだ。俺がここつったらここなの」
ダメだ
「そう、せっかくいいとこ見つけたのに。じゃね」
渡辺「は?おい待て!」
ガシッ
「いった…。なんなの?渡辺君はここいれば良いじゃん。私菜央のとこ行くから」
渡辺「ここがいいとこなんだろ?席取られるぞ」
女「今度は渡辺君なの?」
女「モブ男君と付き合ってるんじゃないの…?」
ほら、またこうやって
渡辺「うっせーつってんだろ」
女「……」
渡辺「何でいちいち人の会話入ってくんの、俺こいつにしか話しかけてないんだけど」
渡辺「つーか俺はこいつからモブ男とかいうやつに告られて振ったって聞いたけど」
女「モブ男君から…?」
周りがまたザワザワし始める
深澤「なべの言うこと信じてあげないのー?モブ男が勝手に嘘言ってるだけっぽいけど。わら」
この人、いつも渡辺君と一緒にいる人かな
女「渡辺君が言うなら、ね?」
女「違うのかな」
深澤「そうそ!あいつなんかより俺ら信じてよ」
女「うん!信じるよ!!」
菜央「人気者の威力やば」
放送「まもなく、休憩が終わります」
この合図と共に、みんなが散って行った
こんな大勢の前で絡まれてしまった
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作者名:こばち | 作成日時:2022年11月15日 23時