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「お前ら何してんの」
教室の入り口から聞こえる声に目を向けると、そこにいたのは
女1「え...渡辺君??」
女2「ちょっと…どうしてここにいるの?」
「……」
明らかに焦りまくる2人
そして急に前髪を直したり声色を変えて必死に取り繕うとした
渡辺「ふはっ。いや笑、ちゃんと全部聞こえてっから。そんな見た目とか気にすんな、どーせキモいままだから笑。つーかテメエらこのタイミングで逆によくそんな反応できたな」
女「………」
渡辺「そうやって男にはキモい声で話しかけてくるくせに女だけの世界ってまじドロッドロなんだな。これだから俺は女子が嫌いなんだよ」
そう言いだんだんと私たちの方に近づいてくる渡辺君
渡辺「こいつがなんちゃらとかいう男と付き合ってるから嫉妬で突き飛ばしました…と。いつも弱弱ちゃんアピールしてくるクセにな、まじウケる笑」
突き飛ばされて地面に座ったままの私をじっと見た後、彼女たちに向きを変えた
渡辺「お前ら今すぐ失せろ」
その言葉を向けられてない私でさえ身震いするほどの声の低さと冷たい視線と圧だった
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作者名:こばち | 作成日時:2022年11月15日 23時