【鬼滅の刃】雪柱さんの我慢事《弐》【冨岡義勇】

55話 ページ10

貴女side



炭治郎「Aさんの鴉、口は悪いのに大人しいですね！！」



そーっと腕に止まっている朔(さく)に触ろうとする炭治郎くん




朔(さく)「触ンジャネェ！！」





A「あ、ちょっと！」





むきー！とかいいながら窓枠まで飛ぶ朔(さく)





炭治郎「き、嫌われてるんですか…？俺…」





A「性格が独特なだけよ。いつもこんなんだから気にしないで」





朔(さく)「何ガ独特ダ！」





A「あんたの性格」





朔(さく)「カァァァァー！！」




しのぶ「あら、また鴉と戯れてるんですか？」




A「あ、しのぶちゃん」





朔(さく)「カーッ！遊ンデヤッテルンダ！」





A「そろそろ黙ろうね朔(さく)」





しのぶ「仲良いのはいいですけど、あまり室内を荒らさないでくださいねー？」




黒い笑顔でいうしのぶちゃん




A「はいっ…」




しのぶ「ところでAさんももう復活したでしょうし、機能回復訓練、やっていきますか？」





A「んー、そうだなぁ。1週間も動かしてないから…やろうかな。しのぶちゃん、相手お願いね」




しのぶ「もちろんです」




。



炭治郎side



しのぶさんとAさんで機能回復訓練をするらしい…柱同士の機能回復訓練て…気になる。


ということで俺たち3人、Aさんの訓練の様子を見ることに。



しのぶ「じゃあまずはほぐしからいきましょうか〜」




A「ひえっ、私これだけはほんと苦手…」





しのぶ「つべこべ言わずに、さ！どうぞ〜」





しぶしぶ布団に寝転がるAさん。ものすごく顔が青ざめてるし、恐怖の匂いがする




…確かにあれはものすごく痛い…けど、Aさん柱なのに…？




しのぶさんが笑顔でAさんの体をほぐし始めた瞬間





A「いだだだだだだだだだだ！！！！！！！」





と情けないAさんの声が蝶屋敷中に響いた

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