87話 ページ45
貴女side
目を覚ませば炭治郎くんと竈門禰豆子が心配そうに私を見ていた
どうやらまだ遊郭のようだ。周りは瓦礫だらけ。
炭治郎「Aさん!!!」
A「よかった、その調子じゃ2人とも無事なのね」
炭治郎「はい…でも俺、毒を喰らってるのに何故かこのとおりピンピンしてて……」
……そういえば私も毒を…でも毒のだるさがない
残ってるのは傷だけ
炭治郎「あ、あのAさん、そのたくさんの傷。俺を庇った時に……」
炭治郎くんの視線は体全体、あちらこちらに出来た切り傷
A「こんなの気にしないで。あともう謝るのも禁止。わかった?」
炭治郎「でっでも……!」
禰豆子「ムー!!!!」
竈門禰豆子は話をさえぎり私の胸へ頭をグリグリしてきた
そういえばこの子と会うのは柱合会議以来初めて…
A「え、あの?え、どうしたの?」
禰豆子「ムー!」
ぐりぐりを辞めない竈門禰豆子
A「か、竈門禰豆子……ちゃん?」
禰豆子「ム、ムー!!!ムッ!!」
突然ぐりぐりをやめ怒ってくる竈門禰豆子。なんだなんだ
炭治郎「こら禰豆子やめないか!Aさん困ってるだろ!!」
禰豆子「ムーーーー!!」
炭治郎くんに引き剥がされるか振りほどいて再びやってくる竈門禰豆子
禰豆子「ムッ!」
炭治郎「あ、あの……もしかしたら竈門禰豆子って呼び方か気に食わないんだと思います」
A「……そうだったんだ。じゃあ禰豆子ちゃん?」
そういえばパァッと目を開けて再びグリグリしてきた
炭治郎「撫でて欲しいんだと思います……妹がすみません」
A「いーよ。可愛いから許す」
頭を撫でてやればとても喜ぶ禰豆子ちゃん。
……可愛いわあ
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朱槻(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» ご丁寧にありがとうございます!!!楽しんでもらえて何よりです!!! (2019年11月24日 15時) (レス) id: 1d1b547a78 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き(プロフ) - 朱槻さん» いつも楽しく読ませて貰ってます!ななふといいます!夢主ちゃんかっこよ…キラキラ (2019年11月23日 17時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
朱槻(プロフ) - もっささん» ありがとうございます!!励みになりますっっっ!!!頑張ります!!!!!!!! (2019年10月14日 21時) (レス) id: 1d1b547a78 (このIDを非表示/違反報告)
もっさ(プロフ) - 凄く面白かったです!!続き、楽しみにしてます! (2019年10月14日 16時) (レス) id: 487c093ca1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:笹ノ原 | 作者ホームページ:
作成日時:2019年10月2日 21時