80話 ページ36
宇髄side
切見世。暗い雰囲気が漂っている
宇髄「……地味だな」
地味な道を歩いていれば鬼の気配がした
鬼の気配はすぐそこの一軒家から……
宇髄「いくか……」
扉をけって開けた
宇髄「A……!」
そこには寝ているAを楽しそうに見つめる上弦の鬼がいた
宇髄「上弦の零……お前、Aの…」
裂姫「うるさいわねぇ、A以外興味が無いの。さっさと散って」
宇髄「んな簡単に去るかよ……!」
刀を構えた瞬間
裂姫「生憎だけど今は戦う気分じゃないの。別のとこに上弦がいるからそっちにいってよね」
宇髄「あ?」
鬼はにやりと笑った
裂姫「上弦の陸が暴れてるの。相手しなくていいの?みーんな死 んじゃうわよ」
宇髄「お前派手にめんどくせえな…取り敢えず目の前の鬼を倒す。それが宇髄天元様だからな」
宇髄「つーか、はやくAを起こせ」
ずっと眠っているAを指さした
裂姫「あぁ、無理よ。夢の中で自決するしか解けないみたいだから。あ、いいこと教えてあげる。この術、下弦の壱の血鬼術よ。なんだっけな…あ、そうそう
あの方がいいものをやるってこれくれたものだから使っちゃった」
笑いながら鬼は口がついている手首をぶらつかせた
宇髄「気味悪ぃな…」
裂姫「ま、でもコイツも1回限りね。もういらないわ」
そこら辺に手首を捨て、鬼はこちらを向いた
裂姫「邪魔も入ったしAの観察はおしまい。
君の探し物の女はもう少し奥に行く事ね。そしたらいるから
じゃあね。また会いましょ……あ、あんたはもうすぐ死 ぬからまた会わないわね」
そう言って鬼は姿を消した
宇髄「さっさと起きろよな地味なツラしやがって……」
Aを抱えながら雛鶴の元へ向かった
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朱槻(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» ご丁寧にありがとうございます!!!楽しんでもらえて何よりです!!! (2019年11月24日 15時) (レス) id: 1d1b547a78 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き(プロフ) - 朱槻さん» いつも楽しく読ませて貰ってます!ななふといいます!夢主ちゃんかっこよ…キラキラ (2019年11月23日 17時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
朱槻(プロフ) - もっささん» ありがとうございます!!励みになりますっっっ!!!頑張ります!!!!!!!! (2019年10月14日 21時) (レス) id: 1d1b547a78 (このIDを非表示/違反報告)
もっさ(プロフ) - 凄く面白かったです!!続き、楽しみにしてます! (2019年10月14日 16時) (レス) id: 487c093ca1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:笹ノ原 | 作者ホームページ:
作成日時:2019年10月2日 21時