【鬼滅の刃】雪柱さんの我慢事《弐》【冨岡義勇】

79話 ページ35

貴女side




首元……？




どういうことだ




不思議に思いながら首元を見るが何も無い





A「……？」





晴菜「何自分の首元見てるの？Aったら変な子」




くすくす笑いながら綺麗な花かんむりを被せてくれた





A「な、なんでもないよ！！にしても今日はいいお天気だね」





晴菜「ほんとね〜洗濯日和〜」





香依「はなねえちゃんお母さんみたい！！」





雲ひとつない空に太陽が輝いていた





お姉ちゃん、日光浴びて大丈夫かなぁ……





A「えっ」





晴菜「どうしたの？」






A「な、なんにもない」






なんで今、日光を浴びてることを心配したの？






__は太陽の光か特別な刀で頸を切り落とさなきゃ死なねえ





優しそうな男性の声が脳裏を過った






なんだっけ、何が太陽の光が弱いんだっけ





刀…確か、不思議な色がついていた刀があったような…





そう思った瞬間、手に重みを感じた






A「刀……」






鞘を抜けば【悪鬼滅殺】の文字が掘られた水色をした刃(やいば)が姿を見せた





この刀の名前、確か、別名で色変わりの刀……






A「日輪刀だ……！」







これは鬼を斬る刀だ……






そうだよ、さっきの言葉！！






__鬼は太陽の光か特別な刀で頸を切り落とさなきゃ死なねえ





……なんで忘れてたんだろう、師匠の言葉だ






思い出してきた。あとは、あとは……






香依が言っていた『仲間』

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