【鬼滅の刃】雪柱さんの我慢事《弐》【冨岡義勇】

75話 ページ31

炭治郎side




宇髄「お前たちには悪い事をしたと思ってる。


俺は嫁を助けたいが為にいくつもの判断を間違えた。


善逸は未だ行方知らずだ。昨夜から連絡が途絶えてる


Aも大量の任務やり遂げた挙句、痛みに耐えかねてんだ……それなのにお館様に我儘言って呼んじまったし…


お前らはもう花街(ここ)から出ろ階級が低すぎる


ここにいる鬼が【上弦】だった場合対処できない。



消息を絶った者は死 んだと見倣す。あとは俺一人で動く」




炭治郎「いいえ宇髄さん、俺たちは……！」




宇髄「恥じるな。生きていた奴が勝ちなんだ。機会を謝るんじゃない」



伊之助「待てよオッサン！！」




伊之助の声も届かず、宇髄さんは目の前から消えた




炭治郎「俺たちが一番下の階級だから信用して貰えなかったのかな……」




伊之助「俺たちの階級【庚(かのえ)】だぞ。もう上がってる。下から四番目」




炭治郎「え？」




伊之助「階級を示せ」




伊之助は言葉を発するとぐっと拳を握った




すると、だ。階級が浮き上がってきた。






……何それ？





伊之助に聞くと藤の山で手をこちょこちょされたときにつけられたらしい……




確かにされたけど知らないそんなこと






》間《





俺と伊之助は作戦を立てた。




__荻本屋。




きっと何かしらの通路があると思う。





だから今夜それを伊之助と探すため、俺は伊之助と合流を図るのだ。





炭治郎「俺は善逸や宇髄さんの奥さんたち、Aさんもみんな生きていると思う。そのつもりで行動する。必ず助け出す


伊之助にもそのつもりで行動して欲しい。そして絶対に死なないでほしい


それでいいか？」




伊之助「お前が言ったことは全部今俺が言おうとしたことだ！」




伊之助はニッと笑った





今晩、動くんだ

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