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69話 ページ25

No.side



?「なにしてるの?」




鯉夏に問いかけたのは毛先が赤い少女だった




鯉夏より少し年下くらいの少女だ




鯉夏「花を見てるの」




この子は両親に愛されているんだろうな。と鯉夏は嫉妬心を向けた




?「ここ、私の秘密基地なの」




鯉夏「そうなの。邪魔してごめんなさい。それじゃあね」




どこからかわいてくる苛立ちを覚えその場をあとにしようとした





?「待って。私、A。いっしょに遊ぼうよ」




鯉夏「...鯉夏。」




鯉夏は腕をひかれて遊ぼうと誘われたのは素直に嬉しかった。理不尽な怒りはどこかへ消え、Aと共に花畑で遊んだ。



この後自分が吉原へ売られることを悲しく思いながら




鯉夏の両親は突っ立ったまま鯉夏たちを見ていた




そんな鯉夏の両親を見てAは言った




A「あの人たち鯉夏のおとうさんとおかあさん?」




鯉夏「...違うよ」





A「?」





花冠を作る手を止めずに鯉夏は寂しそうな顔をした





鯉夏「私ね、この後吉原に行くの。あの二人に売られちゃった...二人共私のことを愛してなかったんだ...」





A「...」





鯉夏「私のことなんで、どうでもよかったんだ...」






A「そんなことないよ」





何も知らないAのその発言に鯉夏はカッとなってAの頬を叩いた

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朱槻(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» ご丁寧にありがとうございます!!!楽しんでもらえて何よりです!!! (2019年11月24日 15時) (レス) id: 1d1b547a78 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き(プロフ) - 朱槻さん» いつも楽しく読ませて貰ってます!ななふといいます!夢主ちゃんかっこよ…キラキラ (2019年11月23日 17時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
朱槻(プロフ) - もっささん» ありがとうございます!!励みになりますっっっ!!!頑張ります!!!!!!!! (2019年10月14日 21時) (レス) id: 1d1b547a78 (このIDを非表示/違反報告)
もっさ(プロフ) - 凄く面白かったです!!続き、楽しみにしてます! (2019年10月14日 16時) (レス) id: 487c093ca1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:笹ノ原 | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年10月2日 21時

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